星が十字状に配置されているはくちょう座、その十字の中央の星が通称サドル(Sadr)と呼ばれている星です。写真の中の最も明るい星がサドルです。写真では白く写っていますが、実際には黄色の星で、生まれてからかなりの年数を経ている超巨星です。
そのサドルのまわりには、赤い星雲が雲のように広がっていて、まるで夏空の雲のようです。星空の中で最も好きな領域ですね。
このサドル、残念ながら望遠鏡を使っても肉眼で見ることはできません。
星空が好きで、今日も天体写真を撮りながらブログを書いています。・・・・などと書いたとたんにガスが出てきて曇ってしまいました。これから撤収です。
日が暮れて、今日も一日が終わろうとしている。
結局は一日一日の積み重ね、地球はそうして歴史をつくっている。
仕事で地層の重なりを見たとき、いったいどれだけの一日を積み重ねてきたのかと・・・・・、”悠久”という言葉が実感として感じることがありますね。
空は透きとおった水色だが、西の空にオレンジの波状雲、天高くピンクに染まった羽衣のような雲も見える。雲はオレンジからピンクへそして赤へと色を変えていく時間帯、妙に艶っぽい雲だった。
いつも散歩で通る川沿いの道も雨に濡れている。
空、空は雨を降らせた雲と夕日に照らされた雲が共存している状態だ。
日常の何気ない風景、光がつくっている。
雲間から夕日の光が伸びている。海岸通の坂道を登る手前で右に曲がり海岸へ出た。海と同じ高さに太陽がある。太陽は１億5000万キロも離れた遙か向こうにあるのに、肉の目で見ると、雲のすぐ裏にあるように見える。
写真に写っているのは、いつも「今」という瞬間
立派なポプラの木ですね。色々な事情があって、この木は寿命を終えましたが、この木を通して見せてもらった季節の風景は、今も心に残っています。
日本が近代化へ向かって突っ走っていた頃、その時代を生きた３人の青年の物語、 「坂の上の雲」は、手が届きそうに見えながら、坂を昇っても昇っても雲には手が届かないという意味で付けられたそうです。
深い意味を感じるタイトルですね。
