連休明けはものすごい雨から始まりましたね。
気温は低いですが、蒸し蒸し湿度がすごいですね。
子供たちは近隣学校含め、21日から夏休みが始まります。楽しい夏の思い出を作ってほしいです。
さて、高齢者にとって床ずれ(褥瘡)は大敵。床ずれが悪化することで、ますます寝たきり生活になってしまうことも少なくありません。床ずれがひどくなるのは動きが少なくなる寒い冬と汗をかく梅雨時から夏。暑くなると介護する側もさぎょうが大変になります。
梅雨から夏へ暑くなると汗を閣僚も増え、肌がべとべとして清潔を保つのが難しくなります。床ずれ予防の最も重要なことは皮膚を清潔に保つこと。そのためには汗が大敵です。
床ずれは栄養状態も関係しますので、暑さのせいで食欲が落ち、栄養状態が悪くなり栄養・循環障害になると、床ずれできやすくなります。しかも、床ずれはちょっと油断するとすぐにできてしまうので、こまめなチェックが大切です。
最低でも一日1回はぬるま湯で患部を洗ったり、清拭で清潔に保つようにします。もし床ずれになってしまっても、清潔な肌は薬の効き目が良いため治りが早くなります。
床ずれの原因は肌への圧迫やこすれる力、また湿潤・乾燥といった肌のコンディションです。はじめ赤くなった肌は炎症がひどくなると、ただれて潰瘍になります。
床ずれは背中やお尻、腰のワキなどいつも寝具に触れている、骨のある部分の上の皮膚が圧迫されたり、引っ張られたりしてできます。そうした部分に気を付けましょう。夏場は特にこまめに汗を拭いてあげてください。
さらに2,3時間に1度は体位交換をします。食事の時やおむつを替えるときにタイミングを利用して、身体の向きを変えてあげましょう。
また、介護用にマットやクッション、ムートン製マットなどを上手に使うことで床ずれを予防できます。
これから暑い夏ですが、快適に予防して過ごしていただきたいです。