兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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難聴

2022年03月15日 | 病気

昨日は暑いくらいでしたね。

まだ、3月なので、さすがにクーラーをつけるのは やめましたが、暑くて夜には頭が痛くなってしまいました。この季節、急に気温が上がったり、花粉が飛んだりで体調の変化を起こしやすく 気持ちいいと感じる反面 苦手な日もあります。

 

しばらく暑いくらいの陽気が続きそうなので、調節して過ごしたいですね。

 

さて、今日は日本医師会の『健康ぷらざ』 からの話題です。

今月は難聴

外来をしていると難聴の人は多いな と感じます。当院外来の年齢層が高いからというのもありますが、大声出してもそれでも伝わっていない と感じ、お互いに笑ってしまうような場面もしばしば・・・

 

音や言葉が聞こえにくい状態を難聴と言います。

大きく分けて、外耳・内耳に原因がある伝音(でんおん)難聴と内耳やそれより奥の神経に原因がある感音(かんおん)難聴の2種類があります。

 

 

中には音は聞こえるけど言葉が聞き取れないという特徴を持つ後迷路性(こうめいろせい)難聴という難聴もあります。

 

「聞き間違い」や「聞き返し」が増えてきたら、難聴を考えて、聞き取りの程度を確認しましょう。難聴になると耳鳴りを伴うことがあります。耳鳴りのほうが苦痛に感じることもあります。

難聴の程度によって、症状が異なり、症状に応じた対応が必要になります。

 

 

難聴の治療や対応

伝音難聴は手術で治せることが多いのですが、感音難聴は手術では治せません。

しかし、突発性難聴のような突然の難聴は早期であれば薬の内服で治療できるので、聞こえにくさを自覚したらすぐに耳鼻科を受診しましょう。

一方、老人性難聴は治りませんが、補聴器による聴覚リハビリテーションで聞こえを改善できます。

また耳鳴りも音響療法(音のある環境を作り、耳鳴りの感じ方を軽くし、耳鳴りの状態に慣れていく方法)で緩和できますので、耳鼻科の耳の専門医に相談してみて下さい。

 

難聴によってコミュニケーション不足になると、認知機能に影響を及ぼすと言われています。

補聴器を使用して、地域の活動に参加するなどして積極的に耳を使うようにしましょう。

 

予防:

若い時に大きな音を聞いていると早く聴力が悪化します。

若いころから耳を守り、難聴を予防することが大切です。

イヤホンで大音量の音楽を長時間効かないことや大きな音のする場所では必ず耳栓をするなど心がけてください。

 

参考になればうれしいです。

 



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