リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

安倍首相へ:インフルエンザ対策こそ喫緊の安全保障問題だ

2017-10-23 | 政治
インフルエンザの季節が近づいている.しかも高病原性の鳥インフルエンザの人への感染も広がってきているという.日本へは中国から渡り鳥がウイルスを運んでくる.日本でどんなに対策を立てても大陸が「ざる」では問題解決にはならない.(ネット検索したら,逆に中国ではインフルエンザが流行していて日本の細菌攻撃だという噂が出回っているとあった.噂の内容はデマに違いないが,噂が出回っているというネット記事そのものもデマだと信じたい...)
鳥インフルエンザに関し,日本では感染が出たら養鶏場で殺処分を徹底して行って広がりを防いでいるが,以前,中国では殺処分を行なっていないという新聞記事を読んで気になっていた.改めてネット検索してみたら,たしかに中国では殺処分よりも事前のワクチン接種が重視されているという(AERAdot.).だがワクチンだと感染時に発症は防げるものの,少量ながらウイルスを排泄するし,そもそもウイルスの変異が促されてしまうともいう.国際獣疫事務局を介してワクチン使用の抑制をはたらきかけても,中国だけはワクチン優先の姿勢を変えていないという.
日本でもかつてはワクチンのほうがいいという意見があったというから,殺処分が正しいのかどうか私には判断できない.だが,やはり中途半端なワクチンより殺処分で徹底的に封じ込めることが必要なのではないかと思う.
安倍首相は何国を歴訪し……など外交を誇っていたように思う.新型インフルエンザのパンデミック防止は日本だけの努力ではどうにもならない.中国などに適切なはたらきかけをしてほしい.ことパンデミック防止に関しては日中両国の利害は完全に一致する.共通の難題に取り組むことによって関係改善といういい副作用もあるはずだ.
改憲に前のめりになるばかりでなく,インフルエンザに関してもきちんと「安全保障」対策を講じてほしい.

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