最高裁判決の影響

2006年01月16日 14時21分57秒 | Weblog
最高裁判決の影響でサラ金ノンバンクの株価が下がっているという。
今日、同業者としゃべっていたのだが、
施行規則が違法無効と判断されたことによりサラ金ATMは改造を余儀なくされるだろうから、メーカーの株は「買い」ではないか?という。
また「灰色金利」是正要請へ 法律家団体が公取委にという報道も。
違法金利の広告も遠からず無くなるのではないか?というかなくしていかなければ。

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2 コメント

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悪徳金融の広告について (アッテンボロー)
2006-01-16 21:04:29
 よく雑誌などに低金利で多重債務者に融資するとの広告が掲載されていますが、そちらに対しては何か規制の動きはあるのでしょうか。実際にはヤクザの企業舎弟などが保証金詐欺や十一どころか十三とか十四での法外な金利で融資するヤミ金のカモ探しに利用されていると思うのですが。
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広告規制について (あおざかな)
2006-01-16 23:38:47
何段階かにわけてご回答申し上げます。

まず、新聞の折り込み広告とかに入っている業者の広告は、2年ほど前まではすべてヤミ金の広告でした。

こういった広告には(業界が自主規制の基準として持っている者を含めて)規制はあったとしても広告業者そのものが零細で、いわば逃げ得の側面があるかもしれません。

こうした場合、広告をたたくより、業者そのものを取り締まる方が実効性が高いといえるでしょう。

むしろ被害が大きいのはアイフルやレイクなどが行っている「おまとめローン」です。

東京スター銀行などにも「おまとめ」を売りにしたローン商品があります。

「おまとめ」の対象となる個別のローンが違法金利で元本が確実にまとめた額より少ないにもかかわらず、存在しない元利金でまとまった額で保証人がつけられたり担保をとられたりということになります。

今回、最高裁で判断が出たことにより、たとえば「おまとめ」の際には、必ず融資対象となる個別のローンについて、違法金利を利息制限法にひきなおせば債務を圧縮できる旨の説明が義務づけられるということになると思います。消費者契約であればなおさらということになります。

ちょっと回答になってないかもですが、とりあえずこのへんで。

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