日々雑感  ~ 青亀恵一

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ホームステイ

2006-07-10 06:48:10 | 教育
ホームステイ

我が家では、ここ数年、ホームステイを受けたり、
我が子がホームステイのお世話になった入りしている。

ホームステイといっても、2~3日間のもので、あっという間に過ぎる。

過去には、韓国の大学生や高校生のホームステイを受け入れたが、
今年は、2人のモンゴルの中学生が我が家に来た。

7月6日~8日の午前までの短期間であった。

一番驚いたのは、日本語のうまさである。

発音よくしっかりしゃべる。
そして、私たちの言葉に対する理解力も早い。

中学3年生と2年生の女子生徒であったが、
中学3年生のバズーカは、日本語を学んで、1年と数ヶ月。
2年生のオトゴは、1年に満たない日本語の学習であるが、
びっくりするほどの上達ぶりである。

バズーカは、日本の単語を良く知っていて、
こちらが、単語をつなげて簡単に話せば、理解した。
そして、オトゴは、ヒアリングはまだまだだが、
自分の意志を簡単ではあるが話せた。

今、小学校の英語教育の必修化が議論され、
導入されようとしているが、
ここでもまた、
小学校からの外国語教育の必要性に疑問を持ったものだ。

小学校の英語体験は、今の総合学習で十分であると思う。
語学と言うものは、確かに経験の量がその修得に大きく左右するが、
それと同時に、学ぶ意欲をより重視したい。

必修化して全国の小学生にその学ぶチャンスを与えたい
という親心は分からぬでもないが、
小学校から英語を学んでおかなければ
「間に合わないのか?」
「取り返しのつかないことになるのか?」
やはり、疑問はぬぐえない。

あれもこれも、会得できれば越したことはない。
しかし、「あれもこれも」を追いかけて、
どれもモノにならなかったということの無いように
しっかり優先順位を見極めて欲しいと思う。

モンゴルの中学生の日本語に触れて、
一番大事なものは、
やはり「学ぶ意欲」であることを再認識した。

制度やスタイルや一律の方法等、
それにこだわりすぎては、
本旨を失うことになりはしないかと・・・。

そろそろ、すべて与えられたものをするというスタイルから、
自ら選択して行うというスタイルへの転換をと願うのだが・・・


PS
彼ら10人は、県内各地に分かれて、
それぞれの小学校でこれから日本語を学ぶ。
そして、22日には、東郷の公民館で
「10年後の私」と言う主旨の日本語スピーチをする。
是非、ご覧あれ。 午後2時より。


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