日々雑感  ~ 青亀恵一

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遺伝子組み換え食品に警告

2006-07-11 07:11:01 | 健康
遺伝子組み換え食品に警告 


衝撃的な研究報告が発表された。

それは、遺伝子組み換え大豆を食べていたラットから生まれた子どもが、
3週間以内に半数以上死亡したというものだ。

7月6日、ロシア科学アカデミーの神経生理学者の
イリーナ・エルマコヴァ博士が、大阪で発表した。

51.6%の子どもラットが、死亡したという。

実に、普通のエサを与えられたラットから生まれた子どもの死亡率の6倍以上。
生き残ったラットの子どもも、
体重が増えないものも多く、
成長不良を起こしていたと言う。

世代を超えて影響が出てくると言うことだ。
このような実験は世界に例がないという。

見知らぬ恐怖を感じる報告である。
遺伝子組み換え食品は、
すでにわれわれの食生活の中に入り込んでいる。

安全性がしっかり確認されているかと言えば、
そうではないらしい。
厚労省は、慢性毒性に関しては、
実験は必要ないとしているらしい。

影響が出てからでは遅い。

過去の公害の後遺症問題。
エイズ・肝炎等の薬害による感染問題。

安全性の確認の怠慢から生じた事件である。

政治の役目は、国民の安全を守ることを第一義としている。

取り返しのつかないことにならないうちに、
科学的安全性の実証と
適正な表示義務の必要を感じる。

同じ轍を踏まない。
歴史に学ぶ。

人間は、特に、日本人は、
学んだことをしっかり応用できる力を持っていると信じる。

外国からの輸入食料に頼っている日本。
食品に関しては、特に明確な安全対策を講じなければ、
日本人が、汚染され、滅びると言うことにもなりかねない。

食は命である。


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2 コメント

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イリーナ博士の実験について (ぴら)
2006-07-19 09:24:42
この実験は半年以上前に発表され、その時点で、問題が多い

このデータでは科学的には何も言うことができないという評価でした。

これは、厚生省 農水省の遺伝子組み換えQ&Aにも書かれています。



また、世代間の影響についても、まったく調査事例が無い訳ではなく、既に4世代での実験も行われています。



これらの件に関してはFOOD SCIENCE というホームページで

熱心に取材されています。



データだけの一人歩きは困る~ロシアのGMダイズRat Study

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=554



「科学」の名に値しない遺伝子組み換え毒性試験

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=660

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=661



飼料についての虚しい検証を試みる~ロシアのRat Study再び

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=664

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=665



ロシア人科学者の遺伝子組み換え毒性試験を総括

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=667
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安全第一 (青亀恵一)
2006-07-19 13:38:28
情報ありがとうございます。



それぞれ、主張はあるのでしょう。



大事なことは、食に関しては、

人間の生命にかかわるすべてのことは、

安全性にがはっきりしていない状況での「go」判断は、恐ろしいということです。



少なくとも、消費者が自分の判断で

食べたり、食べなかったりすることができるような表示システムは必要であると思います。



安全の判断が、政治的に歪曲されている場合も多くあるような気がします。



個人的には、遺伝子組み換え食品は食べたくないと思っていますが、

実態としては、加工食品として食べているのでしょう。



次代を担う子どもたちの安全安心を確保して欲しいと思っています。





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