日々雑感  ~ 青亀恵一

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人間ドック体験記(終)

2007-08-04 06:50:42 | 健康
人間ドック体験記(終)



診察室の先生は、初老の医師であった。

青亀さんですね。

青亀さんはゴルフをしますか ?

?????????

何のこっちゃ。
どういう意味だ。

以前は、していましたが、今はしていません。
そうですかといって、
ゴルフの書き物をくれる。
「プロのゴルフ」「トップアマのゴルフ」
鳥取県医師会報に載せた自分の小随筆の写し。
「潮流 言葉の裏腹」日本海新聞の随筆 2002年3月14日発行
「ゴルフ日記」 自分のゴルフに3ページ。

※普通の日記は、待合室での自己紹介書に付いていた。


続いて、暑いですからねえと言って、
熱中症の注意書きをくれる。


続いて、これも、どうぞ。
と、
「救急の場合、救急車利用のお勧め」
「病気の時の救急車の頼み方」
「人間ドック読本 チョット検診の戒め」


診察を始めた。

打診を行ってから、説明に入った。

胃カメラの写真説明。
胃カメラの写真は、検査をした人(多分医師)から大まかなことを聞いていた。
胃角辺りにが少し荒れているが問題なしと。


胃の図に撮影方向を記入しながら、
写真の一枚、一枚を丁寧に説明してくれた。



続いてCT検査の説明。
メタボリックとは言いませんが、気をつけてください。
内臓脂肪がダメです。
この細い腺がおなかの表皮、
この黒い部分が脂肪です。

「はい!」と、また書き物を。
題は言わずと知れた「メタボリック症候群」

□□□に×××があります。
検査したほうがいいでしょう。

次々進んで、説明が一通り終わりかけた頃、
看護婦さんが「ベッドに背中を向けて横向きに寝てください」と。

いよいよ来たか。
言われるとおりに、横になる。

「ズボンをずらしますよーー」

肛門指診とは言わないが、間違いない。

「肛門指診をします」


先生の指が入ってきた。
痛い。
鈍痛である。
重たく痛い。
指が前後左右に動く。

「△△△が少し大きいかなーー」
時間としては、10秒以内と思うが、
重い時間であった。


初体験。

新たな自分を発見する体験でなくて一安心。


家に帰って妻に話すと、
「私もしたわよー」とあっけらかん。


考えれば、検査するほうがたいへんなのかも知れない。
仕事とはいえ、人の尻に指を入れるのである。

ふと、昔、母の実家で牛の尻に腕をつっこんで、
診察していた獣医を思い出した。


この先生、多分、指の先に眼があるにちがいない。

体の部品がさび付いて、傷んでいくと、
未知の体験をすることになるだろう。

今度は、どのような体験をするのだろうか。



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2 コメント

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いくつになっても (愛読者)
2007-08-05 13:09:54
この人間ドッグのお話は、皆の気持ちを代弁されているようで、何度も読んでしまいました。
 医療機関(特に歯医者)に行くと、次は何をされるのかと(ハラハラ、ドキドキ、ビクビク…)肩に力が入り、血圧が上がりそうです。
 健康に留意されて、益々ご活躍されることをお祈りいたします。
 
 
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愛読感謝 (家主)
2007-08-06 10:31:41
コメントありがとうございます。

いろいろ、????と思ったことを取り上げるようにしています。
今回は、人間ドッグを取り上げました。

当初から、取り上げようと思っていなかったので、
記憶を辿りながら・・・・・

体験記は、記すことによって、
その内容をより深く理解することもあります。

今後も、反応が良ければ、取り上げたいと思います。

昨日は、本町のいかだレースに議会として参加しました。

このいかだレース体験記も書こうかな、
まあ、いいかと
心は揺れています。
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