川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

Let's Senryu.20/1/20 mon.

2020-01-20 | Senryu

Today's Senryu.

Japanese

己の名己に勝ったり負けたりと
おのれのなおのれにかったりまけたりと

English

Parents name their children well.
 
親の願いがこもった名、そんなこともあろうか。
物心ついたころから、無意識のうちに自分の名に拘ったいたようだ。
 

Japanese 
阿蘇の灰めったに伊方降らねども
あそのはいめったにいかたふらねども


 English

Volcanic ash from the eruption of Aso volcano rarely falls on the Ikata nuclear power plant.

 
阿蘇山の噴火や活断層の活動を否定できないとの理由から広島高裁は、伊方原発の稼働停止を命じた。
一方で、阿蘇山の大噴火、活断層の活動は、いずれもめったに起きないことから、
停止の判決は科学的ではなく不当であるという見方(京都大火山学者)もある。
小生は今回の停止判決は止むを得ない(正当)と考える。
確かに、めったに起きないとは言え、大噴火や地殻変動が過去に発生したことは事実。
今の科学水準では、それらがいつ起きるかの予測は困難である。
しかし、それ故運転しても差し支えないとは決して言えない。
つい最近、手酷い経験をした我々にとって、万万が一のことを考えるは当然である。
安全を最優先(経済を最優先させるのでがなく)させるのは今や人類の知恵になったはずである。
 
【資料 1】 巨大カルデラ噴火のメカニズムとリスク<2014> 抜粋
神戸大学大学院理学研究科地球惑星科学
巽好幸教授&鈴木桂子准教授による。
https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/research/2014_10_22_01.html 
 

 
 過去の巨大カルデラ噴火 (今から約2万8000年前に九州南部で起こった姶良あいら カルデラ噴火) を参考にして、
巨大カルデラ噴火の影響を検討した。
現時点では、日本列島のどの場所で巨大カルデラ噴火が起こるかを特定することはできないが、
過去12万年で7度もこのクラスの噴火を繰り返し、地殻歪速度も小さい中部〜南部九州を考えることは、
最悪の事態を想定するという観点からも適切だと考えられる。
日本列島では火山灰は偏西風によって運ばれる。
数百℃もの高温の火砕流は、その発生から2時間以内に700万人もの人口域を埋め尽くす。
更に火山灰は東へと流れ、降灰により北海道東部を除く日本全域で生活不能となると想定される。
ここで重要なことは、
交通・ライフラインが完全麻痺に陥った1億2000万人の本州住民への救援活動は、ほぼ絶望的と考えざるをえない。
 
【資料 2】

鹿児島から約1000k離れた神奈川県の山間にも姶良火山の降灰が残されている。(AT の部分:神奈川県秦野市)
 
Japanese 
大寒も小寒と化す異変ぶり
だいかんもしょうかんとかすいへんぶり

English

It is the coldest season in winter, but it is a warm winter due to global warming.
 
今日は大寒、でも実感はありませんね。

end

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳しま専科 1/20(月)~己の名己に勝ったり負けたりと~

2020-01-20 | 川柳

 

今日の川柳

 

己の名己に勝ったり負けたりと

おのれのなおのれにかったりまけたりと

 

親の願いがこもった名、そんなこともあろうか。

物心ついたころから、無意識のうちに自分の名に拘ったいたようだ。

 

 

阿蘇の灰めったに伊方降らねども

あそのはいめったにいかたふらねども

 

 

阿蘇山の噴火や活断層の活動を否定できないとの理由から広島高裁は、伊方原発の稼働停止を命じた。

一方で、阿蘇山の大噴火、活断層の活動は、いずれもめったに起きないことから、

停止の判決は科学的ではなく不当であるという見方(京都大火山学者)もある。

小生は今回の停止判決は止むを得ない(正当)と考える。

確かに、めったに起きないとは言え、大噴火や地殻変動が過去に発生したことは事実。

今の科学水準では、それらがいつ起きるかの予測は困難である。

しかし、それ故運転しても差し支えないとは決して言えない。

つい最近、手酷い経験をした我々にとって、万万が一のことを考えるは当然である。

安全を最優先(経済を最優先させるのでがなく)させるのは今や人類の知恵になったはずである。

 

【資料 1】 巨大カルデラ噴火のメカニズムとリスク<2014> 抜粋

神戸大学大学院理学研究科地球惑星科学

巽好幸教授&鈴木桂子准教授による。

https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/research/2014_10_22_01.html

 

 

 過去の巨大カルデラ噴火 (今から約2万8000年前に九州南部で起こった姶良あいら カルデラ噴火) を参考にして、

巨大カルデラ噴火の影響を検討した。

現時点では、日本列島のどの場所で巨大カルデラ噴火が起こるかを特定することはできないが、

過去12万年で7度もこのクラスの噴火を繰り返し、地殻歪速度も小さい中部〜南部九州を考えることは、

最悪の事態を想定するという観点からも適切だと考えられる。

日本列島では火山灰は偏西風によって運ばれる。

数百℃もの高温の火砕流は、その発生から2時間以内に700万人もの人口域を埋め尽くす。

更に火山灰は東へと流れ、降灰により北海道東部を除く日本全域で生活不能となると想定される。

ここで重要なことは、

交通・ライフラインが完全麻痺に陥った1億2000万人の本州住民への救援活動は、ほぼ絶望的と考えざるをえない。

 

【資料 2】

鹿児島から約1000k離れた神奈川県の山間にも姶良火山の降灰が残されている。(AT の部分:神奈川県秦野市)

 

 

大寒も小寒と化す異変ぶり

だいかんもしょうかんとかすいへんぶり

 

今日は大寒、でも実感はありませんね。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする