今日の川柳
クラスター背負わぬまんま娘を送る
くらすたーせおわぬまんまこをおくる
久しぶりに娘たち三家族が子連れで帰ってきた。
ふだんは二人の拙宅も、一時は十人以上に膨れ上がり、
その過密ぶりが若干不安であった。
幸い無事帰っていきほっとしている。
年の瀬や白寿の母から届くメモ
としのせやはくじゅのははからとどくめも
老健に入所中の母からのメモ（2021.12.30）
有難いの一言。
一年が三月に縮まり師走行く
いちねんがみつきにちぢまりしわすいく
実感。
最近の一年は、昔の三か月ほどに感じる。
特にここ１，２年は制約が増え行動範囲が狭くなり、日々の生活が単調になったためか。
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今日の川柳
カーネルも孫とのケンタに笑みが漏れ
かーねるもまごとのけんたにえみがももれ
元気な孫六人とケンタを喰う。
まあそんなところか。
悪口に教養被せて知らぬふり
わるくちにきょうようかぶせてしらぬふり
悪口に教養を被せるなんてとても私にはできないが・・・。
パッパラパ→ 植物だったらゲノム解析されそう。（「教養悪口本」より）
ゼロ金利結局民のためならず
ぜろきんりけっきょくたみのためならず
とうとう「アベノミクス」の破綻が明らかになってきた。
不景気ななかのインフレの世界的足音。
海外諸国の金利が上がるなかで日本は相変わらずのゼロ金利政策。
これではますます、円が売られていく。
日銀総裁の大いなる誤算。
一ドル＝１２５yenまで素知らぬ顔をするという。
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今日の川柳
七光ちっとも光らずスミマセン
ななひかりちっともひからずすみません
林家三平氏、「笑点降板」。
勉強し直してきますという。
先代の三平氏があの世で謝っているかも。
がんばれ三平二世。
十万円届いて自転車漕ぐの止め
じゅうまんえんとどいてじてんしゃこぐのやめ
江戸の昔から師走は金算段で忙しい。
栗かのこいつもの顔で無沙汰謝し
くりかのこいつものかおでぶさたしゃし
これぞ本物、老舗の逸品。
５０年たっても中身は不変、有難い。
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今日の川柳
カップ麺老爺の舌にも馴染む候
かっぷめんろうやのしたにもなじむこう
エースコックの即席めんで浪人時代を過ごした者にとりカップ麺は贅沢すぎて口に入れるのも憚れる。
しかしコロナ禍で渋々家ごもりを強いられる作今、カップ麺に世話になる機会が増えた。
カップ麺評論家にでもなろうか。
ついカネと今年の漢字読む品性
ついかねとことしのかんじよむひんせい
こればかりは致し方ない。
中継もわざわざ「生」と書き加え
ちゅうけいもわざわざなまとかきくわえ
一昔前なら「中継」とくれば「生」が当然だったが。
テレビ離れに局も躍起になる。
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今日の川柳
MLが揚がらずポテトは上がったり
えむえるがあがってぽてとはあがったり
マックのポテトフライ、物流の滞りで販売を止めていたポテトフライ。
間もなくM・Lも販売開始。
子ども庁家庭を入れて子は隠れ
こどもちょうかていをいれてこはかくれ
子どもを巡る様々な課題を解決しようと新設された「子ども家庭庁」。
当初は「こども庁」のはずだったがいつの間に「家庭」が加わった。
子どもは社会全体の子だ。子をもつ家庭（親）にしわ寄せがいかなければいいが・・。
【参考 12/15 テレ朝ニュースより】
「家庭」という言葉を入れるかどうかで会議は紛糾、1時間半にも及びました。
「こども庁」派・自見はなこ議員：「子どもさんすべてが、親御さんがいるわけじゃない。
なかには病気で自分の両親を亡くされた方もいるし、生まれながら様々な事情で養護施設で育つ子どもたちもいて、
本当の意味で『子ども』真ん中を貫くのであれば、
やはり名称は『子ども庁』が定着して愛されてますし、良いのではないかという意見は多数ありましたが、
最終的な取りまとめは座長一任ということで『こども家庭庁』ということで了承されたということです」
金欠にセンリョウ飾ったVR
きんけつにせんりょうかざったぶいあーる
せめて縁起のいい鉢物でも盛大に飾ろうか。
十年来育ててきたセンリョウガ赤い実をたくさんつけるようになった。
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