今日の川柳
富士を撮る背中を撮られむず痒く
ふじをとるせなかをとられむずがゆく
神奈川県足柄上郡松田町ビオトピアにて 2021/4/20
「富士山が好きな男」として、
いつのまにか富士を撮影する後ろ姿を撮られていました。
近所のよしみよれよれ狸にハムを呉れ
きんじょのよしみよれよれたぬきにはむをくれ
2021/4/24 横浜市内
近くの歩道に猫とおもいきやタヌキが現れた。しかも衰えきって動きもにぶい。
腹から尻にかけて体毛も抜けきってしまっている。
朝食のハムの残りをくれてやったらくわえて去っていった。
赤いライオン紅薔薇の咆哮
あかいらいおんべにばらのほうこう
今年は一輪ですが大きな花を咲かせてくれました。
品種はミスターリンカーン。
頑丈で育てやすい品種です。
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古(江戸）川柳 おちぼひろい 田辺聖子選
女房にひげを抜き抜き叱られる
今日の川柳
せめてもと反省促す電気代
せめてもとはんせいうながすでんきだい
電力の規制緩和・自由化を機会に電力の供給先を２年前から東電から東京ガスに切り替えた。
冬場の暖房もエアコンを使わずガス（温風機）にしている。
去年から今年にかけてわが家の光熱費は下の通り。
目論見通りいくらかの費用軽減につながっている。
前年（１２か月分） ２０６、９１５円
当年（ 同 ） １７３、５７０円
削減 １６％減（約３．３万円）
ガス温風機のメリット 立ち上がりが早い、適度な湿度が保たれるなど。
なお 二人暮らしにおける水道・光熱費の全国平均額は、
1ヶ月あたり19,459円（年間２３０，０００円）とのこと。
川柳は暇人が詠むとのウワサ
せんりゅうはひまじんがよむとのうわさ
確かにそういう面もありますが、暇だから詠めるというものでもありませんねえ・・。
詠む対象は道で、電車内、所選ばず転がっています。
しかも感じた瞬間に言葉に置き換えて記録しておかないと消えてしまうことがあります。
忙しい最中の一瞬をとらえて詠むことも屡々ありますね。
予約票先ずは白寿の母の元
よやくひょうまずはくじゅのははのもと
ここ横浜でもやっと届いたコロナワクチンの予約票。
ほっとしました。
早速記入等して母の元へ届けました。
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古(江戸）川柳 おちぼひろい 田辺聖子選
婿の癖妹が先へ見つけ出し
今日の川柳
横浜に来るなと言えぬ義理があり
よこはまにくるなといえぬぎりがあり
都知事は他県に出かけるなと都民に強く要請はしているが・・。
しばしば都内へ向かう当方にとっては。
コロナ禍で先進国のメッキ剥げ
ころなかでせんしんこくのめっきはげ
こんなにも防疫体制が脆弱とは・・・。
実感です。
もうレッテルはいらない、安全・安心第一の身の丈の国であってほしい。
ガリバーも足踏み外す投資術
がりばーもあしふみはずすとうしじゅつ
あの証券会社の雄も時に大損失を被る時があるらしい。
今の投資の状況は、投資より投機に近いような気がする。
参考
N証券が先日発表した2021年3月期の決算。
米投資会社との取引に絡むとみられる損失を数億千円を計上した。
投資のプロが集まる組織でも取引に大失敗することがあるようだ。
くわばらくわばら。
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古(江戸）川柳 おちぼひろい 田辺聖子選
縫紋を乳をのみのみむしるなり
今日の川柳
だまっとれんホンマになった広島戦
だまっとれんほんまになったひろしません
広島県選管のあのキャッチコーピーはほんまもんだった。
天気図に冬の空風兆し無く
てんきずにふゆのからかぜきざしなく
一昨日４月２５日晩方から２６日にかけてここ横浜は強い北風（ばらの鉢が倒れるほど）が吹き荒れた。
その強さ、冷たさと乾燥感は冬の空っ風そのもの。
その時間帯の天気図をみても北からの強風の予想させる気圧配置は見当たらないもだが・・・。
二階からバツが悪くて降りて来ぬ
にかいからばつがわるくておりてこぬ
まあそうでしょうね。
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古(江戸）川柳 おちぼひろい 田辺聖子選
かみなりをまねて腹掛けやっとさせ
今日の川柳
マー君どこの子日本の子
まーくんどこのこにほんのこ
野村監督も大喜び、やってくれました。
MLB仕込みの投球、これからも楽しみですね。
川柳を詠めば身に染む江戸心
せんりゅうをよめばみにしむえどごころ
彼らの世相感覚が身内に宿っていたとは予想外でした。
いまでは明治・大正時代より江戸時代の方が身近に感じます。
令和２年コロナ元年となる歴史
れいわにねんころながんねんとなるれきし
対新型コロナ戦、ひょっとすると長期戦になるかも知れない。
昨年はコロナ元年、今年はコロナ２年になる。
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古(江戸）川柳 おちぼひろい 田辺聖子選
駕籠賃を払って女房つんとする
