なんでもおいしくごちそうさま。

広告/企画 有限会社アンテナのあれこれ。

ついに読み終わった。

2009-12-05 15:57:43 | 
「1Q84」である。
発売されてすぐに初版を買ったものの、
なかなか時間が取れず、
遅ればせながら本日ようやく読み終わった。

18歳のときに「1973年のピンボール」を読んで以来、
新刊が出ると必ず読んできた。
村上春樹小説のファンなのだ。
またそんなメジャーなものを、
と人は嘆き悲しみ哀れむかもしれないが
しかたないではないか好きなのだから。

一時期オシャレ文学の象徴だったり、
恋愛モノの教祖とされたりしていたので、
本物の「本読み」からは敬遠されていたようだし、
評論家と言われる方々にはボロクソである。
でもそんなことは関係ないのだ。
人間の心の奥底の深いところにある闇に手を突っこんで
ドロッとした生々しいモノを読者に提示する手腕はさすがなのである。
オウム被害者へのインタビュー「アンダーグラウンド」以降から
明らかに文章の質感が変わってきて、
充実した長編をいくつか書いたと思ったら、
気がつけばノーベル賞候補である。
けちけちせずにすぐあげるべきである。

村上春樹を読んでいると他の作家が必要なくなってくる。
すべての要素が含まれているビートルズに近いモノのような気もする。
ようするに普遍的ということである。

恐ろしく売れているという「1Q84」でもハルキワールドは炸裂している。
どうやら来年の夏に第3巻がでるという噂である。
「ねじまき鳥クロニクル」のパターンである。
どう考えても楽しみだ。



説明しなくてはそれがわからんというのは、
つまり、どれだけ説明してもわからんということだ。



主人公の父親の暗示的なセリフである。
何度かリフレインしているうちに、耳から離れなくなってしまった。
やれやれ。

写真は「1973年のピンボール」と同じ時に買った
ジョージ・オーウェルの本家「1984」
まさかこんな後になってシンクロするとは。




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ついに終わった。

2009-11-14 22:32:53 | 
子供の中学年代サッカーがほぼ終了した。
なかなか良くがんばったと褒めてあげたい。
強く逞しくなった。
めぐり会えた仲間や指導者が良かったのだろう。
親としてはただただ感謝である。

暑い日も寒い日も雨の日も、
毎日自転車で往復18kmも通ったのだから
最大限のリスペクト。
お疲れさま。

とにかく3年間充実したサッカー生活が送れて、
本人も充分満足したようなので一安心。
もう家の中でボールは蹴らないで欲しいものである。



サッカー、それは本当に素晴らしい競技だ。
  何故なら、子供を大人に、大人を紳士に育て上げる競技だから。

                ― デットマール・クラマー ―    




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ついに買った。

2009-09-17 23:39:56 | 
そんなこんなでiPhoneである。
だから何だと言われても困るのである。
ずっと欲しかったのを2年近く我慢したのだから、
ここはひとつ大目に見てくれてもいいのではないか
と世に問うてみたいものである。

そもそもいまどきの携帯電話は
必ず2年間ぐらい機種変更ができない仕組みになっているのである。
最近携帯が売れないと嘆いているけれども、
そんなのは自業自得なのである。
自分たちが買っちゃいけないと決めているのだから
売れなくてあたりまえ、何をかいわんやである。
間違った囲い込み手法の典型的な例である。

そんな携帯業界の苦悩はさておきiPhoneである。
iPodと携帯とデジカメとボイスレコーダーと手帳を持って歩く生活よさらば、
となるはずである。
すっ裸にiPhoneだけで仕事に行ける日は近いのだ。
自動車や家のiカギにもなればより素晴らしいし、
ついでにお茶を入れられるiPotも付いていて、
i箸が格納されていたら文句なしである。
その辺はいずれ誰かが解決してくれるとしても、
現実の操作がこれがなかなか慣れないのである。
というか、いままで使っていた携帯と比べると
大きくて重いので片手だと指がうまく届かないのだ。
いきおい両手で操作することになるのだが、
いままでは右脳活性化のために敢えて左手だけで打っていたのである。
両手を使うことで右脳が活性化されなくなると、
切れ味鋭いハイブロウなダジャレが出なくなる恐れがあるのだ。
困ったものである。

なんにしてもまだまだ使い切れていない未知の機能やソフトが
山のようにありそうである。
ここからが本当の勝負である。


私は絶対に負けない、なぜなら勝つまでやるからだ。  本田宗一郎





*写真は早速iPhoneで撮った近所の川に住んでる亀「Bite!」くん


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ついに出た。

2009-09-07 22:53:01 | 
出る出るといってなかなか出ない
お化けのようなグループの代表格である。

何がってPREFAB SPROUTの新譜が。

何年間待ったか分からなくなるぐらい寡作なのだ。
2001年以来8年ぶりだと。
前のアルバムが出たときランドセル背負ってた子が
みごとに成人しているのである。
やれやれ。

常に新譜を待ち焦がれる数少ないアーティストなのである。
さらに加えて売れたことがないのである。
25年ぐらい前にポテンヒットが一曲である。
よくもまあ監督も使い続けるものである。
阪神ファンならとっくに暴動である。

まあそんなこととは関係なく、
内容は素晴らしいのだ。
というかどんな内容でも、
もはや素晴らしいとしか言えない
自分になってしまっているのだ。
聞きながら泣いているのだ。
生涯ベスト10とか、無人島に1枚持っていくなら、
とかいろんな音楽問答があるけれど、
必ずこのグループはランクインするのだ。

ソングライターでありボーカルのパディ・マクアルーンは
カトリックの神学校出身だが、
なるほど頷ける音である。
敬虔な音である。
奇跡的ですらある。
奇跡とは実際に起こるからこそ奇跡なのである。
次は10年ぐらい後なのだろうな。新譜は。
しかしこの新譜で軽く5年は満足なのである。
残り5年はまた待ち焦がれて暮らすとしよう。

人は花を咲かすことに努力をするが、
本当は根を養うことが大切である。

まさにそんな音楽である。


新譜はプリファブ・スプラウト中級向けなので、
初心者の方には「STEVE McQUEEN」をオススメします。


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こんにちは、関羽です。

2009-08-23 22:27:41 | 
横山三国志である。

三国志といえば最近ではジョン・ウー監督の映画「レッドクリフ」がヒットして
何度目かの三国志ブームだったりするのだが、
私の年代は誰が何と言おうと横山光輝の「三国志」なのである。
60巻もあるので喫茶店にも何回読みに行ったか分からない。
当時はどんな喫茶店にも
「三国志」と「課長島耕作」と「ドラゴンボール」が置いてあったのだ。
何だ、またマンガじゃないかと人は憐れみ、蔑み、誹り、罵るかもしれないが、
まあいいじゃないか大人なんだから。

「国をつくるということは何と難しいことなのだ」と、
この日本という国の行く末を重ね合わせて、私も日々憂いているのである。
男はかようにロマン好きなのである。
壮大な物語の中に自分がいるような気がしているのである。
なにせ一国の存亡を賭けた物語なのである。
スケールの大きなことを前にして細かいことなんぞ気にしていられないのである。
しかし現実には「牛乳とティッシュ買ってきて」
などという理不尽な現実の要求にも応えなければならないのだ。
男はいつの時代もつらいのである。

とにかく大昔に書かれた三国志にさえ
「世の中の乱れは官の乱れ」
とすでに書かれているのだ。
今の日本の乱れようは、やはり官僚主導のこの国のあり方に問題があるのだ。
自分たちの都合で法律を変えちゃいかん。
人としてどうなのよ。

来週の衆議院議員選挙では
それぞれみんな自分の信条に沿って投票すればいいけれど、
もう少し日本をまともな国にしたいという一人ひとりの強い思いが無いと、
1800年も前と同じことのくり返しである。


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