西橋本の美容室ANNEXです。

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抗生物質って使います?

2024-02-12 00:24:33 | 健康

驚いたことに

風邪で病院を受診した人の40%は、

「抗生物質」がウイルスをやっつけると誤解していることが

判明したそうです。

 

 

---  引用 --

調査は、国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターが、

全国の20歳~69歳の成人を対象に、2022年11月~12月にインターネットで

実施したもの(有効回答数:400サンプル)。

 

対象となったのは、過去3年以内に風邪症状(発熱・のどの痛み・咳・鼻水・くしゃみなど)で

医療機関を受診し、お薬手帳で処方薬を確認できた人(健康診断やワクチン接種などでの

診察を除く)。

 

 感染症を引き起こす原因には、細菌とウイルスがあり、これらは大きさや仕組みがまったく

異なる。一般的な「風邪」や「インフルエンザ」などは、ウイルスが原因で発症する。

 

 一方、「抗菌薬(抗生物質)」は、細菌による感染症の治療に用いられる薬で、ウイルスには

効かない。一般的に、治療に利用できる抗ウイルス薬は少数だ。

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風邪は、ウィルスが原因なので

抗菌薬(抗生物質)を飲んでも効果がないことは

だいぶ前から常識のはずでしたが、未だに抗生物質を

求める患者さんがいるそうです。

 

 

何故でしょうか?

 

思うに肺炎や気管支炎などの

二次感染を細菌から予防するというようなことから

来ているような気がします。

 

以前子供が風邪をひいたときに、

担当医師が二次感染のリスクを伝え抗生物質を勧めた時に

 

「先生。。風邪の患者に抗生物質を投与して肺炎などの

二次感染症を予防できるエビデンスはありませんが、、」

 

と伝えた時にびっくりされた顔をしていましたから(^^

 

以前から医療現場では、

長年の慣習や抗生物質には細菌感染症の合併を予防する効果が

期待できると医師自ら処方することが多かったのです。

 

その影響から患者さん達の

抗生物質の知識のアップグレードがなされなかったのが

上記の記事にてはっきりとわかります。(記事は2022年のもの)

 

そして大きな問題なのは、

抗生物質の安易な使用は、薬剤耐性菌(抗生物質が効かない細菌)

を増やすことにつながるということ。

 

世界的には、

この薬剤耐性菌を減らすための活動を推し進めています。

 

安易に患者への抗生物質投与をを勧めてはいけないのです。

 

ところが現場では、

抗生物質が不要なことを説明しても患者が納得しない場合は

抗菌薬を処方するという医師が半数近くいると言います。

 

どうなんでしょう?

 

因果応報にならなければよいのですが・・・(汗

 

では、また、、(^^

 

 

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