東京スーパーミニヨン時折ブルー

未来のスーパーエッセイスト・マツドアケミによるカワイイモノのコト、好きなヒトたちのコトと時折プチブルーな日々

元プロ野球選手の挫折ありき

2009-08-31 21:34:19 | オススメの本
八丁堀には大きな本屋がないので、
移動の途中、大きな書店を見かけるとつい入ってしまいます。

先日横浜へ行ったのですが、そのときにみなとみらいの
駅ビルの中にあった本屋さんにならんでいた清原和博さんの
「反骨心」という本を買いました。



雑貨の女王様に元プロ野球選手の本
しかもタイトルが反骨心、、、違うだろ~って私も思いました。

でもこの方、現役時代にとても苦労されているので
何かおもしろいことが書かれているかもしれないと
思って手にした一冊です。

野球の話しが、当然のようにメインですので
きっとプロ野球ファンにとっては100%どこをとっても
おもしろい本なんだと思います。

私も野球のことをよく理解できていたらきっと
もっとおもしろく読んだと思いますが、
それ以外にも、仕事で人生で、どこか役に立つ文章があったとしたら、
印象的な内容が一カ所ありました。

自分の人生の中で、活躍したくてうずうずしているときに
ベンチをあたためていなくてはならないような状況下におかれている
時、自分が何をすればいいのかということ。

このときの清原さんはチームの成績も悪く、自分自身も
ベンチをあたためていなくてはならなくて、そのことに
イライラしていたそうですが、先輩からの一言で自分を
振り返り、今自分がするべきことは不機嫌な顔をしてベンチに
すわっているのではなくて、仲間を、チームを盛り上げること!と
元気に応援役に徹したそうです。

自分の役割には、誰にでも”私はこれが自分の役割”
ということが一つはあると思うのです。
でも決して自分が思い込んでいるような自分の役割だけでなく、
その時々の環境、時期、仲間によっても
分担しなくてはならない違う役割と言うのがあるんですね。

自分の役割というのはひとつではないということを
あらためて気がついた一説でした。


ところで台風ってどこに行ったの?
やけに静かな東京です。



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