東京のプチ・パリ

午前中の打ち合わせを終えて
午後の打ち合わせまでの間
パリに長く暮らしていた友人と
飯田橋・日仏会館のラ・ブラッスリ－
でランチをご一緒しました。

朝食べ過ぎちゃったという彼女は
メインとデザートのコース。
私は前菜、メイン、デザートのしっかり
コース。

ウッドデッキのテラス席で
初秋のおっとりとした陽を
浴びながら１時間半。

パリで暮らしていたアパルトマンのこと
５年目になるお店のこと（偶然にも二人とも
同じ時期にお店を開店しています）
スタッフのこと、パートナーのこと、占いのこと
他愛もない、でも大切な話で時間が経つのも
あっという間です。

駅までの帰り道、
話足りなかったあれこれを
口早にお互いに言葉にしながら
またね！とこどものように手をふりあう私たちと
すれちがうのは近くにあるフランスのリセの
こどもたち。

子どもが独立して夫婦二人だけになったら
パリに近いこの街に暮らしたいと
そういえば、彼女が話していました。

さっき食べたデザートのバナナタルトの甘い
香りがまだ口の中いっぱいに広がっています。

１０月のサンタクロース

長そでのカットソー１枚だけでは
朝６時過ぎのひんやりした空気に
思わずくしゃみがでそうな、そんな季節が
やってきました。

ぽちくまの朝の散歩に出かけるために
待っていたエレベーター前で、
思わず「ちょっと待って」と
カーディガンをとりに。

もうすぐ１１月だからね

１１月っていったらクリスマスも
あとちょっとなんじゃない？

そうだよ、お店のクリスマスの立ち上がりは
今月の終わりだもん。そうなったら
クリスマスもあとちょっと。

去年は何をしたっけ？

うぅ～ん、、、たぶんぎりぎりで
エクロール（築地のお気に入りフレンチ）かな？

そっか、、、
えっ、くまくんは任天堂DSが欲しいの？

と抱っこしているくまごろうくんの口に
耳をあててふざけてみたりして。

小さい頃、ゲームソフトが欲しいって
サンタクロースにお願いしたら
親がだめだっていってさぁ
だから泣いて頼んだんだよ。
でもなんでサンタにお願いしたのに
親がダメ！っておこるんだよなぁって
思ったよ。

私のときはなんだろう？
プレゼントっていうよりは
朝起きたら、ブーツに入ったお菓子が
おいてあってそれがうれしかったかもね。
履けないのに足つっこんだりして。

墨田川の散歩道の手前にある
小さな神社に頭をさげて
手をあわせて、会話の続きの延長で
「いいクリスマスがきますように」
なんて唱えてみます。

今年はさぁ、サンタクロースに手紙を
かかない？とよっちゃん。

えっ？　サンタクロースってもしかしたら
毎朝隅田川に向かって朝っぺっていいながらプーする人？
黒いごましおみたいなひげがちくちくしていて
痛い、八丁堀のマンションに住んでいるサンタ？

いやいや、黒いひげのサンタ
じゃなくて、白いひげの本物のサンタ！

えぇ～いいよ。何にしようかなぁ、、、

そういいながらも頭に浮かんでくるのは
宝石でも時計でもなくて
南の島でのんびりしている黒いひげのサンタと
私の姿。
モノじゃなくて一緒にいる時間。

そしてよっちゃんは

俺はねぇ、、、ガリガリくんのふでばこ！

黒いひげのサンタも
プードルを抱えてデューク更家歩きを
している年上のいかさまサンタに
少しだけ遠慮しているみたいでした。

そういえば郵便局で
フィンランドのサンタクロースからの手紙の
受付も始まっていました。
有料で。

なかなか商売のうまいサンタクロースです。