東京スーパーミニヨン時折ブルー

未来のスーパーエッセイスト・マツドアケミによるカワイイモノのコト、好きなヒトたちのコトと時折プチブルーな日々

アルザスのジャムの妖精

2007-10-01 10:12:04 | 愛しのパリ
パリ在住の友人・ちあき嬢は
食のライターさん。

ノルマンディは乳製品とリンゴが有名で
プロヴァンスはヌガーと呼ばれるお菓子を
おみやげにするのがよくて
リールはフランスで一番大きな蚤の市が
開催される場所で、
アルザスはドイツに近くてリースリングワインが
おいしい!

パリに旅しているのに、
パリからまた旅に出たくなる。

ちあき嬢のフランスのおいしいモノ情報は
いつもそんな気持ちになります。

さてドイツに近いアルザスにはジャムの女王(妖精とも
いわれているそうですが)クリスティーヌ・フェルベール
さんのお店があります。

フェルベールさんのジャムは
水玉模様のかわいい生地に白いリボンがむすんであって
その愛らしい姿に思わず
手がのびてしまいます。

どれをとってもフルーツフルなフェルベールさんの
ジャムは今はネットでも、購入できますが
やっぱりパリで買わずにはいられません。

いくつか購入してきた中で
開けずじまいに冷蔵庫に入っていたジャムが
ルバーブのジャム。

ルバーブは見た目がふきに似た植物で
ジャムに使うこともあると
ちあき嬢から聞きました。

その色合いは薄い黄緑色。
見ようによってはマスカット?のジャム?
って見えるのかもしれませんが
日本人がなれ親しんでいる赤やオレンジ色の
ジャムとはやっぱり違います。

冷蔵庫の中をのぞいては
まだ、ある(あけていないのだから当然なのに)
って、その存在にちょっとだけ
どきどきしていました。

そして数日前、なぜか”今日はルバーブ!”
と思って、ジャムの瓶をあけました。

ちょっぴり酸っぱい香りと
フェルベールさんのジャム独特の
みずみずしさがトロロン。

小さなスプーンに
ほんのちょっとだけのせて
口の中へ。

これがルバーブ?
ルバーブ? ルバーブ?
ルバーブったらブラボー!

思ったよりもうんとうんとおいしい
ルバーブに感動して
今度は、はじめてピーナツクリームを
なめた子どもみたいにスプーンいっぱいに
のせて食べちゃいました。

いつかアルザスの小村ニーデルモルシュビール
にある、ジャムの妖精のお店
メゾン・フェルベールに行こう!

ヨーグルトに落としたルバーブの
ジャムの妖精に、
アルザスへの旅の決意を
誓った月曜日の朝なのでした。

じゃあの!

パリ15区でソワレ会

2007-10-01 00:15:57 | 可愛い人たち~おともだち~
パリ在住の友人の紹介で知り合った
東京在住のゆみこさんが主催するヘルシーフランス料理
教室・パリ15区
のソワレ会があって行ってきました。

ぽつりぽつりと雨が降る中
友人のみきさんと一緒に骨董通りを進んで
まがって、しばらく歩いたマンションの最上階が
ゆみこさんのお教室。

日頃出会わない人たちと出会えたこと、
とってもおいしいゆみこさんの手料理を堪能できたこと、
ちょっぴり羽をのばして笑ったすてきな日曜日の夜でした。

小さなキッチンで作れる
家庭的な、そしてとってもヘルシーな
フランス料理。
時たまこうして開催するパーティも
楽しいし、興味のある方は
ぜひゆみこさんのHPを見て下さいね。