みっかぼうず。

ものぐさ&ぐ~たら三日坊主の、ドラマ・映画・本のオボエガキ&おりおりの記録。

『黒い2月の会』はいずこ?

2008-02-14 21:49:29 | おりおりの。
学生時代に聞いていた「なっちゃこパック」で
この時期になると話題になっていた覚えがある。
バレンタイン撲滅!がお題目だった。

画像はオパールが、今日貰ってきたチョコたち。
ちなみに、彼女の学校は女子校。
オパールも昨夜は遅くまでかかって
生チョコを30人分(!)作っていた。
わたす相手は、クラスメイト&部活の同級生。

『義理チョコ』ならぬ『友チョコ』が幅をきかせてきたのは
ここ2,3年か。
オパールが同性の友達と贈りあっているの見て
「コイツ、男にきょ~みないんか?」と思ったものだ。
だって、私のオトメ時代は、チョコを贈る相手は
『オトコ』(同僚、上司を含む)と相場が決まっていた。
一応、バレンタインの趣旨にのっとって
ドキドキした記憶は、もはや振り返りたくない過去(笑)

流行に乗りつつも、どこかでバレンタインって
日本独特の、しかもあまり歴史の無い、根拠の無い習慣で
それこそ菓子屋の陰謀じゃね?と思わないでもなかった。
一応、『義理チョコ』って気を使うモンだったし。
1ヶ月後の14日に男性がお返し、というのも
端からそれが前提なようで、なんか居心地悪い気もしていた。

その点、女の子同志『友チョコ』というのは、
「告白しましょう!」乗っていた女の子たちが
自分達のニーズに合ううように、バレンタイン・チョコを
進化させていったのではないだろうか。
チョコに託すなんて、お返しなんて関係ない、
自分達にあったように、気楽にイベントを楽しもう!という
パワーを感じるといったら大げさかな。

もっとも、この『友チョコ』もつっこんで考えれば
かなり気を使うものではある。
誰と誰にあげるとか、みんな手作りしてるとか。
男性相手の告白や義理なら、その場限りで終わらせることはできても
日ごろ付き合っている友人達に、ある意味線引きをするわけだから。
年賀状なら自分の家で、自分ひとりで悩めばいいけれど
みんなで大っぴらに渡すものとなると、そうはいかない。
人間関係がぎくしゃくする元だから、
そのうち、「学校では『チョコ渡すの禁止」なんてことに
ならないといいのだが。

バレンタインは、どういった形に変化していくのか。
女の子の微妙な心理を、まるでエイリアンのように
感じられるようになりつうある、もと女の子としては
これからの行く末を、オパールの未来も含めて見守りたい。


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