小梅日和

きのう今日あした

「たら・れば・のに」

2005-07-12 22:53:59 | ものおもい
「たら・れば・のに」はいわないほうがいい。なるべくなら、いいたくない。
それは自分を不幸にする言葉。なんの解決ももたらしてくれない。

もし、あの時ああして「たら」
もっと早く気づいてあげられ「れば」
あたしはこんなにがんばってる「のに」

「たら・れば」はもう過去になってしまったことに対する後悔。そして一番たちが悪いのは、「のに」。「のに」の後には必ず相手に対する不満とか要求が続くから。
あたしはこんなにがんばってる「のに」(あなたは)どうして何もやってくれないの??(もっとがんばってよ!)
それは確実に相手に見返りを求めている。報われない自分に対してどんどん卑屈になっていって、そんな人に誰かが何かをしてくれるはずがない。そもそも、相手がその人にがんばることを強制したわけでもなく、自分ががんばってるのは好きでやってるはずなのに、そんなこというのって変だもん。絶対どこかで(自分は本当はやりたくない「のに」)やらされてる。って思ってるんだよね。ほんとはそっちの「のに」。見返りを求めるなーとか無償の愛とかそんな理想じゃなくて、そうじゃなくて人に対して「なにかをしてあげたい気持ち」っていうのはもっと自然であたりまえで素直な感情なはずだ。きっと、それがすきとか親切とか、愛ってことだ。
こうやってわかっていても、疲れたり自分に余裕がなくなったりすると「のに」がでてきちゃう。別にしなくていいことまで自分の役割化して、勝手に自分の首締めてるみたいな。恋愛において行動のもとになるのは恋愛感情であればいいわけで、別に役割とか関係ないのにね。いま、原点回帰です。

もっとこころを広く持ちたい。
「のに」が顔をださないくらいに。

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