小梅日和

きのう今日あした

12月7日

2008-12-08 01:14:56 | ものおもい
なんだか思考の忙しい1日。なんとなく、また書きはじめてみる。
12月ももう一週間過ぎました。やばい。年の瀬だ。なんでか焦る。毎年のことだけど。もうそろそろ今年を振り返って、やり残したことをやらなくては。でも、今年は販売の仕事を辞めて、新しい仕事に就いたことが一番大きかったな。その、新しい仕事も入社してはや1ヶ月が過ぎました。でも以外と短いな、もっと経ってるような気がするけど。手探りで少しずつ前に進もう。自分の決めた道だから。今はまだ、その途中。やり方次第で行き先なんかいくらでも変わる。それでいいのだ。

きのう、今日と戦争関連のドラマを観ていて(テレ朝「男装の麗人」、NHK「最後の戦犯」)考えてしまう。どちらも見応えがあったけど、今日のNHKの方が心にずしっときました。長さは「最後の戦犯」の方が短いのにね。「男装の麗人」は、第三者の語りで描かれてるのもあると思うけれど。ARATAの演技に見入ってしまった。上官の命令であれ、人を殺してしまった事実を受け入れて、刑をまっとうしようとした彼の行動は、おそらく人間として至極自然なことだと思います。でも、仲間を犠牲にしてでも生きようとした、陶芸会社のおやじも、否定はできない人間の一面。勝った国が負けた国を裁く裁判や、嘘をついて刑を免れようとする上官、それに怒りを燃やす元部下、辛い仕打ちを受ける戦犯の家族、韓国人でありながら裁判にかけられる人。たくさんの納得いかないこと、おかしいことに対する怒りや空しさ、憤りがこころを占拠しています。そういう経験をした人が当時はたくさんいたのだろう。うちのおじいちゃんも戦争で人を殺したのかな、と見終わって思った。おじいちゃんはこの世にいないから、それを知る手段はもうないし、そうだとしても私はおじいちゃんを責められない。

人には学習能力がある。過去から学ぼう。
人は言葉をもっている。だから、忘れない。語り継ぎ、受け継ごう。

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