小梅日和

きのう今日あした

乙女心と秋の空

2005-09-15 20:28:31 | ものおもい
変わりやすいものの例えとはよくいったもので、こんなにさらっと晴れた秋の日に、こんなに自分の気持ちの変化を感じると、ふと口をついてでる。
昨日、夜。念願のまるはちで梅酒を飲んで、昼間のだるさなんて嘘みたいに体は軽くなり、気持ちも夜空をのぼってく。その気持ちよさのまま、彼氏の隣でごろりとなって、うとうとしながら買ったばかりのハナレグミのDVDを観る。音楽にしあわせが溶けて、そのままぐっすり眠ってしまう。
ほんとにほんとにしあわせだと思ったのに!
なぜその数時間後には、こんなにもう会いたくないほどの気持ちになってしまうのか。島田紳介の沖縄のテレビとか観て、人のあったかさにホロリとしたり、彼氏に出会えたことを再び感謝したい気分になったりしたのに。私の気分は変わりやすくて、今の気分の前では、2年半という年月も、数時間前のしあわせも、それはただの過去。だけど、自分の気持ちの変化の理由もわかってるし、彼氏と一緒に居過ぎだってこともわかってる。それが、そもそもよくないってこともね。
明日からは連続バイトで彼氏に会わなくてすむ。今はあいたくないのと、自分にもブレーキがかけられる。バイトがなければ、何かしら言い訳して会ってしまうような気がするから。弱いなあ。

また風が変わって、すっきりとした秋晴れの日まで、すこしさよなら。