小型管理機(耕運機)は2年も放置したままだった。
中古を買って2,3回使用したが、ギックリ腰をやったり病気に倒れたりで永らく動かすことはなかった。その後の畑作業も無理のない程度の動きしかできなかったので、機械の操作などする気になれなかった。
もともと畑の広さ自体、機械で耕すほどのものではなかったことと、雑草の根がはびこった空き地には排気量100cc、出力2.5PS程度の小型機では歯がたたないことは予想していた。
案の定、農作業の技術的基礎行動など習得していない自分には、耕運機は無用の長物であり、また、クワ、スキ、スコップなどの工具のなかでは、以外にもスコップのつかい勝手が一番多く、重宝することがわかった。
さて、久しぶりに畑の片隅のビニールカバーを外してみると、見た目には劣化も進まず蜘蛛の巣がかかっている程度だった。ガソリンを入れてスターターのヒモを引いてみるがエンジンはなんとも云わない。まぁ、当然のことだろう。
翌日、新しいプラグに交換して始動を試みるも、まったくかかる気配はない。プラグを外して点火部を見るもガソリンで濡れていない。つまり、内部までガソリンが来ていないようだ。念のためガソリンを数ミリ直接内部にたらし、プラグを差し込みスターターを引くと、ダダダ、ダァと一瞬だが呼吸するがあとが続かない。
多分、キャブレターがつまっているのだろう?と、知ったようなことを云うが、実はメカ方面はまったくダメ分野だ。
以前、アブのリールを分解して組み立てられなくなり、メーカーへそのまま一式送って再生してもらった記憶がある。
近所のバイク屋さんでは、よく判らない、の返事。だいいち使い古しの旧型、ほとんどビンテージものだから修理より別物を買ったほうがいいのかもしれない。
迷いながらもネットで調べると、ガソリンをいれたまま放置すると成分が凝固してツマリの原因になる、そのため溶解用のキャブクリーナーとかいうスプレーもある・・
確かに終い込むときガソリンを抜いた記憶がない。どうやらこれが原因のようだ。
かくて、耕運機の分解掃除にトライ!
(各部品の名称、組み立て順序がわからないのでデジカメで撮った、組み立てられなくなったときのため)