グルーヴな感じ

日記だよ

奄美の杜

2005年06月24日 10時07分46秒 | [地球] 奄美大島
コメントにも書いた、田中一村の絵に
「クワズイモとソテツ」というタイトルのものがある。

植物の生命力を肌で感じるというか、
一村の殺気にも似た、創作にかけるストイックさというか、
そういうのを感じたのか、初めて、どこかの(新宿三越だったかな)百貨店で
何年か前に見たときに、釘付けになった絵だった。

NHKの日曜美術館で紹介されてブレイクしたらしいけれど、
そんなことは知らずに、ぶらぶらしていて、このポスターを見て、
引き寄せられるように、美術館に入ってしまった。

昔から、絵は好きで美術館も行っていたが、おおっと思って、
突発的に見に行ったのはkこれが初めてだったかもしれない。

よく、日本のゴーギャンといわれるけれど、
私的には、絵のテイストはルソーのほうが似ていると思う。
いや、テイストとか軽く言ってはいけない気がする。

奄美大島の一村美術館には、クワズイモとソテツの本物は無い。
複製しかないのだけれど、それでも、なんだか、何かが伝わってくる絵だった。

神を描いた男・田中一村

中央公論社

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2 コメント

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アンリ・ルソー (Cezanne)
2005-06-24 10:51:18
ほんとゴーギャンよりルソーですね。

ルソーの虎に食われる人の絵を思い出しました。

ゴーギャンにたとえられるのはその生涯ではないでしょうかね?良く彼のことは存じませんが・・・。



画には必ず「一瞬の出逢い」というものがあります。

anjuさんにとって彼の画がそうだったんですねぇ。

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なるほどー (anju)
2005-06-24 15:09:31
一瞬の出会い、そんな感じかも。

魂を揺さぶるっていうのは、

こういうことかと思います。



一村をゴーギャンって言っているのは

そういうところからだと思います。

南の島で絵を描いて生涯を閉じたって言う。
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