グルーヴな感じ

日記だよ

宇宙船地球号、読書中

2006年05月07日 22時11分39秒 | [地球] めざせパーマカルチャー
「宇宙船地球号の位置確定をはじめるにあたって、
まず私たちは、すぐに使えて見るからに欲しくなるような資源、
あるいは生きるために絶対必要不可欠な資源といったものは、
今の今まで十分豊富にあり、だからこそ、私たちは無知であるにもかかわらず、
ここまでやってこられたということを知っておく必要がある・・・
(中略)
ちょうど卵の中の鳥に対して成長のある段階までは
滋養たっぷりな液体が用意されているのと同じことだ。
しかし、その栄養分は、ヒナが育って自分の足で動けるようになると、
ちょうどその時使い果たされるようにデザインされている」
(『宇宙船地球号操作マニュアル』バックミンスター・フラー著 ちくま学芸文庫より)

という一節をよんで、そうか!!と思った。

人間は、地球をぼろぼろにして、
なんてことをしているのだろうと思っていたけれど、
今までは、無知な雛の状態であり、成長したので、
もう、滋養たっぷりの液体が使い果たされた・・・
そう考えれば、
今までの仕業に対して、罪の意識を感じすぎることもなく、
今まで、変な文化を創ってきたことに対しても、批判する必要も無い。
これからは、成長して大人になったのだから、
無知な雛の状態の時と同じことをやらなければいい、
そう考えればいいのだな。そう思った

「こうして最初の声域から外に歩みださねばならなくなった
若鳥は、自らの足と翼を使ってえさを探し、
再生的な持続の次なる段階を見出していくことになるわけだ」
(『宇宙船地球号操作マニュアル』より)


という段階にいることに早めに気づくべし

最新の画像もっと見る