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動物支援センター NPO法人・アニマル ウィング

1匹でも多くのワンちゃん、ネコちゃんが幸せになりますように…との思いを込めて活動しています。

捨てられていた仔猫4兄弟・生命の危機と失明の危機

2012-05-02 14:51:05 | 動物虐待
先日の「いい加減にしてくれませんか」の記事にて、捨てられていた、「目の開いていない方」の4兄弟のことです。

昨日、武雄シェルターが多忙とのことで、佐賀スタッフが武雄まで8匹の仔猫ちゃんを引き取りにいきました。余裕などないけれども、見殺しには出来ません。そして、一時預かりを引き受けてくれる人が現れるまで、と思い、目が開いている方と、「開いてない方」に分け、2人で預かりました。

「開いてない方」を預かった私ですが、実はすでに目が開いたばかりの乳飲み仔猫を1匹預かっていましたから、これで5匹になりました。

家に連れて帰ってミルクを飲ませるまえに排泄をさせると、一番小さな黒い子が血便。そして、ミルクを飲ませていて気がついたのですが、黄色い子たちは、耳が立っているどころか、しっかり歩き、歯も生えている。これは、生後16日以上はまず超えているはずです。目は、7~10日で開くはず。おかしい。

とにかく、隔離した血便の子を病院に連れて行き、目も見てもらうことにし、最寄の動物病院に行きました。

診察の結果、血便は、虫がいるのではない。腸が荒れているからビオフェルミンを、とのことで、大事ではなかったのですが、仔猫は非常に低体温になっていて、「危険な状態です」と神妙な面々で医師と看護士2人から言われました。生きられるかどうかは、この子にかかっているから、とにかく保温を常に、ミルクは2時間おきにと。その子は、日齢平均の半分くらいしか体重がありません(146g)。現在も、こまめにミルクを与えていますが、大変なのは夜です。まともに寝ることも出来ません。

そして、目のことは、ウイルス性で目やにで目が塞がっていて、早く処置しないと失明するところだったと言われました。つまり、とっくに目は開いているけれども、目やにで塞がってしまっている状態だったのです。そこで、目を洗浄液を使って拭いて、両手でまぶたを上下に引っ張り、目を開かせると、大量の膿が出てきました。そしてまた、目を洗浄、仔猫用の目薬の順で処置がされました。連れてきていない残りの子は、「自分で出来ますから、やってみてください」と言われ、やり方を習いました。爪も切ってあげるようにと言われました。

家に帰ってからは格闘でした。4匹、目の処置を行い、ミルクを飲ませ、2~3時間で再び同じことを繰り返す。目の周りにこびりついた目やにが再び固まってしまい、一度にふき取ることは出来ない(仔猫の目や皮膚を傷めてしまう)ため、またしばらくすると目が閉じてしまうのです。3~4回目の処置で、今朝やっと目がきちんと開きました。

ちょっと安心したところで、シェルターに仔猫たちを連れて働きに行っているとき、仔猫が下痢をしました。他の仔猫の背中も汚れてしまい、だからといってびしょぬれにするわけにはいきませんから、また少しずつ拭いています。そんな中、最初に預かった子は、便秘気味。人口ミルクではよくあることだそうです。薬はビオフェルミンでいいそうですが、子猫の下痢や便秘、低体重、すべて危険で、すべての子が予断を許さない状況です。

(写真をアップしようかと思ったのですが、フラッシュは開いたばかりの仔猫の目に良くないから、余裕が出来たら、動画をとってそれから写真を抽出します。)


お願い・仔猫用ミルクが足りなくなっています。ご支援をお願いしたいです。

このような遺棄が無くなりますように、
命のことを真剣に考える人が増えますようにと願って、クリックお願いします。

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廣瀬勝海に求刑3年、署名ありがとうございました

2012-04-28 13:24:55 | 動物虐待
川崎猫虐待虐殺事件第2回公判にて、廣瀬勝海被告に懲役3年の求刑となりました。

こちらでもお願いしました、「川崎猫虐待虐殺事件の廣瀬勝海被告に厳罰を」の署名ですが、全国で

3万5,704名分

集まったとのことでした。ご協力ありがとうございました!

この署名の数は、事の重大さを物語っていると思います。

判決が5月23日に出ますが、初犯であるから実刑はどうなのだろうか?というところですが、
被告の公判中の居眠り、へらへら笑いなどは無反省だということになりますから、実刑にも響くでしょうね。

猫詐欺防止のために動き始めた人のブログ

↑こちらに、被害者の方の傍聴の感想、傍聴をされた方の記録に飛べるリンクがあります。


2度と同じ事件が起こりませんように、アニマルウイングをはじめ、
事件について書かれたブログを見たらクリックお願いします。

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怒りのおばちゃん ・ その13

2012-02-20 19:34:10 | 動物虐待
『 怒りのおばちゃん・12 』 の続きです。

その前に訂正を致します。
女とその幼子たちが犬のところに来ていたのは、
3月20日、日曜日のことでした。
その後、3月25日の夕方、女だけが来ているのを見ました。
別に見張っている訳ではありません。
どんなに薄情な飼い主でも犬の鳴き方が違うから、
気になって見たまでのことです。

4月最初の週のことです。
相手の女の犬が吠えています。見ると、トラックが停まり、
電柱に上っている作業員の姿がありました。
女が住んでいた家にインターネットの線でも繋いでいたのでしょうか。

しばらくして見ると、近所の方が女の犬に餌を与えてありましたので、
私も、そこに行きました。
その方のお宅には、「近々、引っ越して来ますので・・・」と新住人が
挨拶に来られたそうです。
その折に、「放置犬を飼ってもらえんですか?」と
お願いされたそうですが、きっぱりと断られたとのこと。
近所のその方が私に
「連れ出してもらえんですか。」と懇願されましたので、
「そのつもりでことを進めよっですよ。」と言いました。

保健所にも『所有権放棄』を説得して欲しいとお願いしていましたが、
何ら反応はありません。

20年4月8日、
糞の散乱とカビが生えたドライフードが何日も片付けられていないことを
保健所に知らせました。
一日も早く所有権放棄を形にして欲しかったからです。

20年4月13日、日曜日
新しい住人が家に居る気配がしましたので、チャイムを押しました。
家から出て来たのは奥さんでした。
丁度その時に近所の方も餌を持って来られました。
犬への餌やりのため、庭に入らせていただきたい旨を話すと、
「犬のことで、ご近所の方にまで迷惑をかけてすいません。
早く処分をするように 主人が電話すると言ってたんですけどね。」

20年4月15日、
相手の女からふざけた手紙が届きました。



------- 続く -------


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怒りのおばちゃん ・ その12

2012-02-17 11:32:08 | 動物虐待
『怒りのおばちゃん』 シリーズは、
個人ブログに移すべきと思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
この事件は、動物虐待に端を発していることから
このまま、当法人のブログに連載いたします。

9日の事件の翌日、
「これは、痛いでしょう。」と医師から問われた
レントゲン写真です。

事件前は、腰痛の自覚症状は全くありませんでした。
園芸、手芸、陶芸、楽器いじり、ギャラリー巡り
天然水を汲みに・・・・と結構忙しく、
今思えば、充実した日々を過ごしていました。

相手の女に請求書等を送った翌日の午後のこと
だったと思います。
例の犬のいつもとは違う鳴き声が聞こえ、気になって
家の中から見てみました。
すると、女と幼子たちが来ていました。
幼子たちは女の車の傍に立ち、
女が餌らしき物を与えていました。
女は犬の頭ひとつ撫でるでもなく、鳴き声が聞こえてから
5~6分で去っていきました。
その後も犬は鳴き続けていましたので、
おやつを持って、その犬のもとに行きました。
2握りほどのドライフードが、私が持っていった容器に
入っていました。水は、女の物か近所の方が用意したのか
分かりませんが、浅い容器に入っていました。

情のない飼い主でも犬は信じているのです。
「もうちょっとの我慢だからね。」
と話かけました。



------- 続く -------


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速報 ・鬼畜『廣瀬勝海』の初公判

2012-02-15 17:13:25 | 動物虐待
今日、13時30分から
横浜地方裁判所川崎支部で
鬼畜の初公判がありました。

今日は、
検察官側の立証だけだったそうです。
審理が足りないということで、
次回、4月25日(水)14時30分から1号法廷にて
第2回の公判が行われるとのことです。

鬼畜『廣瀬勝海』は、どんなツラで
検察官の声を聞いていたのでしょう。


コメント (3)
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