先日の「いい加減にしてくれませんか」の記事にて、捨てられていた、「目の開いていない方」の4兄弟のことです。
昨日、武雄シェルターが多忙とのことで、佐賀スタッフが武雄まで8匹の仔猫ちゃんを引き取りにいきました。余裕などないけれども、見殺しには出来ません。そして、一時預かりを引き受けてくれる人が現れるまで、と思い、目が開いている方と、「開いてない方」に分け、2人で預かりました。
「開いてない方」を預かった私ですが、実はすでに目が開いたばかりの乳飲み仔猫を1匹預かっていましたから、これで5匹になりました。
家に連れて帰ってミルクを飲ませるまえに排泄をさせると、一番小さな黒い子が血便。そして、ミルクを飲ませていて気がついたのですが、黄色い子たちは、耳が立っているどころか、しっかり歩き、歯も生えている。これは、生後16日以上はまず超えているはずです。目は、7~10日で開くはず。おかしい。
とにかく、隔離した血便の子を病院に連れて行き、目も見てもらうことにし、最寄の動物病院に行きました。
診察の結果、血便は、虫がいるのではない。腸が荒れているからビオフェルミンを、とのことで、大事ではなかったのですが、仔猫は非常に低体温になっていて、「危険な状態です」と神妙な面々で医師と看護士2人から言われました。生きられるかどうかは、この子にかかっているから、とにかく保温を常に、ミルクは2時間おきにと。その子は、日齢平均の半分くらいしか体重がありません(146g)。現在も、こまめにミルクを与えていますが、大変なのは夜です。まともに寝ることも出来ません。
そして、目のことは、ウイルス性で目やにで目が塞がっていて、早く処置しないと失明するところだったと言われました。つまり、とっくに目は開いているけれども、目やにで塞がってしまっている状態だったのです。そこで、目を洗浄液を使って拭いて、両手でまぶたを上下に引っ張り、目を開かせると、大量の膿が出てきました。そしてまた、目を洗浄、仔猫用の目薬の順で処置がされました。連れてきていない残りの子は、「自分で出来ますから、やってみてください」と言われ、やり方を習いました。爪も切ってあげるようにと言われました。
家に帰ってからは格闘でした。4匹、目の処置を行い、ミルクを飲ませ、2~3時間で再び同じことを繰り返す。目の周りにこびりついた目やにが再び固まってしまい、一度にふき取ることは出来ない(仔猫の目や皮膚を傷めてしまう)ため、またしばらくすると目が閉じてしまうのです。3~4回目の処置で、今朝やっと目がきちんと開きました。
ちょっと安心したところで、シェルターに仔猫たちを連れて働きに行っているとき、仔猫が下痢をしました。他の仔猫の背中も汚れてしまい、だからといってびしょぬれにするわけにはいきませんから、また少しずつ拭いています。そんな中、最初に預かった子は、便秘気味。人口ミルクではよくあることだそうです。薬はビオフェルミンでいいそうですが、子猫の下痢や便秘、低体重、すべて危険で、すべての子が予断を許さない状況です。
(写真をアップしようかと思ったのですが、フラッシュは開いたばかりの仔猫の目に良くないから、余裕が出来たら、動画をとってそれから写真を抽出します。)
お願い・仔猫用ミルクが足りなくなっています。ご支援をお願いしたいです。
このような遺棄が無くなりますように、
命のことを真剣に考える人が増えますようにと願って、クリックお願いします。

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昨日、武雄シェルターが多忙とのことで、佐賀スタッフが武雄まで8匹の仔猫ちゃんを引き取りにいきました。余裕などないけれども、見殺しには出来ません。そして、一時預かりを引き受けてくれる人が現れるまで、と思い、目が開いている方と、「開いてない方」に分け、2人で預かりました。
「開いてない方」を預かった私ですが、実はすでに目が開いたばかりの乳飲み仔猫を1匹預かっていましたから、これで5匹になりました。
家に連れて帰ってミルクを飲ませるまえに排泄をさせると、一番小さな黒い子が血便。そして、ミルクを飲ませていて気がついたのですが、黄色い子たちは、耳が立っているどころか、しっかり歩き、歯も生えている。これは、生後16日以上はまず超えているはずです。目は、7~10日で開くはず。おかしい。
とにかく、隔離した血便の子を病院に連れて行き、目も見てもらうことにし、最寄の動物病院に行きました。
診察の結果、血便は、虫がいるのではない。腸が荒れているからビオフェルミンを、とのことで、大事ではなかったのですが、仔猫は非常に低体温になっていて、「危険な状態です」と神妙な面々で医師と看護士2人から言われました。生きられるかどうかは、この子にかかっているから、とにかく保温を常に、ミルクは2時間おきにと。その子は、日齢平均の半分くらいしか体重がありません(146g)。現在も、こまめにミルクを与えていますが、大変なのは夜です。まともに寝ることも出来ません。
そして、目のことは、ウイルス性で目やにで目が塞がっていて、早く処置しないと失明するところだったと言われました。つまり、とっくに目は開いているけれども、目やにで塞がってしまっている状態だったのです。そこで、目を洗浄液を使って拭いて、両手でまぶたを上下に引っ張り、目を開かせると、大量の膿が出てきました。そしてまた、目を洗浄、仔猫用の目薬の順で処置がされました。連れてきていない残りの子は、「自分で出来ますから、やってみてください」と言われ、やり方を習いました。爪も切ってあげるようにと言われました。
家に帰ってからは格闘でした。4匹、目の処置を行い、ミルクを飲ませ、2~3時間で再び同じことを繰り返す。目の周りにこびりついた目やにが再び固まってしまい、一度にふき取ることは出来ない(仔猫の目や皮膚を傷めてしまう)ため、またしばらくすると目が閉じてしまうのです。3~4回目の処置で、今朝やっと目がきちんと開きました。
ちょっと安心したところで、シェルターに仔猫たちを連れて働きに行っているとき、仔猫が下痢をしました。他の仔猫の背中も汚れてしまい、だからといってびしょぬれにするわけにはいきませんから、また少しずつ拭いています。そんな中、最初に預かった子は、便秘気味。人口ミルクではよくあることだそうです。薬はビオフェルミンでいいそうですが、子猫の下痢や便秘、低体重、すべて危険で、すべての子が予断を許さない状況です。
(写真をアップしようかと思ったのですが、フラッシュは開いたばかりの仔猫の目に良くないから、余裕が出来たら、動画をとってそれから写真を抽出します。)
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