<< jinjya様のコメント >>
ニュースで見ました。
”熊に申し訳ない気持ち”で涙が出ました。
熊は、痛くて、怖くて、隠れていたのに・・・。
弱った動物を”射殺”なんですね・・・。
これがもし”白黒の熊”だったら、
保護して冷暖房のきいた部屋で手厚く治療するのでしょう。
熊、猪、猿、鹿。
彼らは”害獣”なのでしょうか?
もともと山に住む動物たちの領域を侵したのは
人間の方なのに・・・。
<< jinjya様、コメントを有難うございました。 >>
クマを殺すことで、甘い汁を吸っている人たちもいるでしょう。
麻酔銃も使うことなく殺している猟友会の方にもお金はまわっています。
国からクマ殺しの補助金まで出ているのですから![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/155.gif)
昨日の記事の遺棄犬のこともですが、
人間は、どこまでも残酷なことができるのですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/155.gif)
人間の命だけが尊重されることに怒りと悲しみを覚えています。
オウムの教祖や秋葉原の死刑囚さえ、
現政権下では、
死刑執行は、なされることなく三食個室付の生活を送っているというのに。
以下の声明文は、日本熊森協会様の許可をいただいての転記です。
[ 日本熊森協会緊急声明 ]
山の実り大凶作の今秋、クマ次々と人里へ
昨年12月末現在、過去最高の捕殺数 4287頭
3年間で生息数の半分以上を殺害
捕殺に歯止めを!
~大型野生動物の棲む豊かな森の保全・復元を行う実践自然保護団体~
日本熊森協会1997年設立 会長 森山まり子
本部 662-0042兵庫県西宮市分銅町1‐4
支部 京都,滋賀,静岡,石川,富山,関東,福島
TEL・FAX 0798-22-4190
E-mail JBFA@mc3.seikyou.ne.jp
●もはやクマの生存を支え切れないまで日本の森は荒廃
国産林業がふるわなくなって人々の関心が山から離れ、今、クマなどが生息して
いる奥山がどうなっているのか、見に行く人さえいません。
そんな中、当協会は、一年中、スタッフである研究者たちと西日本や北陸の奥山を
歩き回り、森と動物の状況を調べ続けています。
動物の棲める自然林は開発により伐採され、激減しました。
その上、近年地球温暖化により亜熱帯性のキクイムシが爆発的増加し、残された
貴重な自然林のドングリの木が、大量枯死しています。
今年は、ブナに実はなく、クマが夏から秋にかけて食べる脂肪分豊富な冬眠の
ための食い込み用ドングリは、山に見当たらない状況です。
※当協会の調査では来年もブナ不作
●悪者に仕立てあげられて殺され続けるクマ
山にエサがないため、しかたなくクマが山から出て来ると、
「人を恐れなくなった」、「農作物の味をしめて出て来た」と勘違いされ、ハチミツ罠に
かけられ、一方的に有害獣として殺されているのが日本の現状です。
環境省は1999年の法改悪によって、クマの駆除許可権限を都道府県に降ろして
しまっており、都道府県によってはさらに市町村に降ろしています。
絶滅寸前のクマに対して、駆除が暴走している実態すら、翌年の春の集計まで
国は把握していないという無責任なクマ保全体制です。
マスコミは、おもしろおかしく取り上げるのではなく、残虐極まりない捕殺の実態を、
使命感を持って取り上げるべきです。
●増大している人身事故は人間が原因
現在の山から出て来たクマへに対する対処は、まちがいだらけです。
騒いだり追いかけ回したりして、臆病なクマに必要以上の恐怖心を与えてしまい、
人間から逃がれようと人身事故が多発しています。
クマにも人にも、不幸なことです。
当協会は、日本一のクマ研究者、宮澤正義先生(長野県)に指導を受け、クマ研究を
続けてきました。
また、現在、一頭のクマを保護飼育中です。
檻に捕獲されて暴れているクマばかり見ているクマ専門家たちは、クマの本当の
姿がわからず、お仕置き放獣など、人身事故を誘発する恐れのあるやっては
いけない対応を繰り返しています。
●クマと人の共存めざしクマ対応の転換を提言
クマが存在しないと、保水力豊かな森は維持できません。
クマの絶滅をくい止め、昔のようにクマが棲んでいる奥山を復元・保全することが、
日本文明の存続に必要です。
1. 非常事態につき、どうか不必要なクリ・カキはクマにあげて
山の凶作年、クマが出てきたら、そっと見守る。
夜間外出を控える。こうやって共存してきた集落が、今も日本中に
たくさんあります。
カキをもぐとエサを求め、さらに町へ出て危険。
2. 都会の公園のドングリをクマ生息地に運ぶ
太平洋側の平地のドングリは、今年も豊富です。
ドングリをクマが出てくる所に置くと、農作物よりドングリの方へいきます。
(当協会は何度も実験済み)人もクマも救えます。
2004年度、一部の専門外研究者などから、見当外れのドングリ運び批判
がなされ、国民のクマ保全への高まりをつぶしたのは誠に残念でした。
彼らから指摘された恐れは、何も起きませんでした。
3. 奥山に自然林の復元と聖域化
長期的には、これを早急に行うことが必要です。
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