動物日記

動物についての、いろんなお話し

今年は・・・

2010年04月22日 | Weblog
今年は、ツバメさんをたくさん見るような気がします元気に飛び回っています去年はあまり見なくて少し淋しかったのですが、今年は例年通り元気な姿を見ています

でも、冬鳥のはずのシロハラさんも元気に飛び回っています春なのか冬なのか・・・暖かかったり寒かったり、1日の中でも気温の変化は激しい毎日ですから、鳥さんたちもパニック状態なのかもしれません

今、カワラヒワさんのヒナとメジロさんのヒナが大きくなるぞと毎日たくさんの餌を食べていますカラスさんのヒナは随分大きくなりました

一雨ごとに巣からヒナが落ちないかとハラハラしています子育ての本番も近いかなあ・・・なんて考えています

さて、最近犬や猫に関しての動物愛護思想が高まっていますねこれは、熊本市の動物愛護センターの方々や動物愛護推進協議会、ボランティアの方々の努力の結果だと思います

ただ・・・
私が今思っているのは、犬猫以外のペットに対する関心が薄いことが悲しいです。
ウサギさんやフェレットさんなどエキゾチックアニマルと呼ばれる動物たちもたくさん捨てられていることをみなさんご存じでしょうか?

鳥獣保護センターにも保護の依頼の電話が時々かかってきますその子たちは誰かに見つけてもらったから命を落とさずに済んだのですが、どれだけの動物たちが捨てられ何らかの形で命を落としているかわかりません。鳥獣保護センターでは、野生の傷ついた鳥や獣は引き取ることができるのですが、ペットは引き取ることができませんこの場合は、拾得物として警察に届けていただくしかありません

かわいいから・・・安易な気持ちで購入したエキゾチックアニマルたちを噛みつくから、慣れないからと捨てるなんて根本的に動物を飼う資格なんてありません
また、ペットショップの店員さんは、動物愛護法によりその動物の習性や特性など事前に説明をしなければならないことが義務付けされています。その説明がきちんとなされていれば捨てられるペットも少なくなるのではないかと思います



特定外来生物に指定されているソウシチョウさんやガビチョウさん、アライグマさんやブラックバスさん・ブルーギルさんなどなど・・・農作物に被害が出るから駆除しなければならない在来種の生活の場を奪うから駆除しなければいけない


確かに被害を考えれば駆除も必要でしょう・・・
しかし、忘れてはならないのは全てもとはと言えば人間が外国からこの日本に持ち込んだものなんです。ただ日本の気候や環境が適していて繁殖をし増えてしまっただけで、動物たちには何の罪もないと思いませんか?悪いのは人間なのです

でも、過去を振り返っても責めることも解決することもできないから駆除が行われています。
特定外来生物は悪いことをするから・・・人間の生活に害を与えるから・・・もちろんそうかもしれませんただ、もとはと言えば・・・を忘れないでほしい。捨てられたエキゾチックアニマルたちだってもしかしたら特定外来生物と呼ばれるようになる日が来るかもしれないのです

動物を飼育するからには、最後まで動物の寿命が全うできるまで可愛がって飼う自信がなければ、最初から飼う資格なんてありません動物はぬいぐるみやおもちゃではありません命ある生き物であることを絶対に忘れないでください