NHKニュース

農相 マグロの資源管理厳格に
ワシントン条約の締約国会議の委員会で大西洋のクロマグロの国際取引を禁止するよう求める提案が否決されたことに関連して、赤松農林水産大臣は１９日の閣議のあとの記者会見で、「今後は資源の管理に日本がリーダーシップを発揮していく」と述べ、マグロの乱獲や密漁を防ぐための資源管理に厳格に取り組む姿勢を強調しました。

労働者派遣法の改正案を決定
政府は１９日の閣議で、製造業への派遣や仕事があるときだけ雇用契約を結ぶ「登録型」の派遣を原則禁止するなどとした労働者派遣法の改正案を決定しました。改正案は法律の公布から６か月以内に施行されますが、製造業への派遣や登録型派遣の禁止は、企業の経営や派遣労働者への影響が大きいとして、公布の日から３年間の猶予期間が設けられています。

生方氏“解任は乱暴な手法”
民主党の生方副幹事長は記者団に対し、党執行部が、小沢幹事長らを批判する発言をしたとして副幹事長の解任を決めたことを乱暴な手法だと批判し、執行部に異議の申し立てを行うことも検討する考えを示しました。

政府案まとまれば来週説明も
北澤防衛大臣は、閣議のあと記者団に対し、沖縄のアメリカ軍普天間基地をめぐり、移設候補地の政府の原案が早期にまとまれば、来週の沖縄訪問で仲井真知事に説明したいという考えを示しました。

沖縄県知事 県内移設に懸念
沖縄県の仲井真知事は記者会見で、アメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐり、政府が沖縄県内への移設を検討していることについて、「地元が受け入れはやむをえないというところまで持ってくるには結構、時間がかかる」と述べ、懸念を示しました。

密約“関連資料 引き継いだ”
衆議院外務委員会で日米の密約に関する参考人質疑が行われ、外務省の元条約局長は、安保改定時の核持ち込みをめぐる密約について、関連の資料をファイルに収め後任に引き継いだことを明らかにしたうえで、一部の資料が破棄された可能性を指摘しました。

五木寛之さんらに放送文化賞
今月２２日の放送記念日を前に、記念の式典が開かれ、作家の五木寛之さんら６人に放送文化賞が贈られました。６人にはそれぞれ賞状と記念のブロンズ像が贈られました。


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