地震 23人の安否確認急ぐ
ニュージーランドの地震で、クライストチャーチにある学校に研修や留学で訪れ、連絡が取れなくなっている日本人のうち、新たに富山市の専門学校の女子生徒1人の無事が確認されました。これで、依然として連絡が取れていない日本人は、あわせて23人となり、専門学校やあっせん会社などでは、現地に教員やスタッフを派遣するなどして、安否の確認を急ぐことにしています。
“がれきの中に生存者複数”
ニュージーランドに看護師2人の留学をあっせんした京都市右京区の留学あっせん会社「M.I.海外留学」では、23日午前10時半ごろ、現地の語学学校「キングスエデュケーション」の緊急連絡先に連絡しました。M.I.海外留学によりますと、キングスエデュケーションのスタッフは「倒壊した学校のがれきの中にカメラを入れたところ、誰かは分からないが、生きている人も複数いるようだ。今は病院に行って安否の確認を急いでいて、今後は連絡が取れない人の名簿も作ろうと思っている。情報はインターネット上のソーシャル・ネットワーク・サービス『フェイスブック』で更新していく」と現時点での状況を説明したということです。
“余震頻繁に起き断水続く”
ニュージーランドの地震で、日本の情報通信機器メーカーの社員で、クライストチャーチにある現地法人に勤めている清水明治さんは、地震から一夜明けた現地の状況についてNHKの電話取材に答えました。清水さんは、クライストチャーチの中心部から歩いて20分ほどの4階建てのアパートの1階に家族と共に住んでいて、全員、けがはないということです。清水さんは「地震の時は市内にいて、揺れがとても大きく、自分も周囲の人も、とても混乱した。地震の影響で家ではタンスが倒れたり棚から食器が落ちて割れたりして、現在は後片づけに追われている。また、地震のあと水道が出ない状態になっていて軍の関係者とみられる部隊が出している給水車から水をくんでしのいでいる」と話しています。また、「22日夜もマグニチュード4以上の余震が頻繁に起き、今も断続的に続いている」と話しています。
非常事態を宣言 救出作業続く
22日、ニュージーランド南部で起きた地震で、これまでに確認された死者は75人となり、行方の分からない人は300人に上っています。ニュージーランド政府は非常事態宣言を出すとともに、被災地に軍の部隊も投入し、倒壊した建物などに閉じ込められた人の救出作業を続けています。
国際緊急援助隊 成田で結団式
ニュージーランドの地震で被災した人たちの救援に当たる国際緊急援助隊の結団式が23日午前、成田空港行われ、隊員たちは、昼すぎに政府専用機で現地に向けて出発する予定です。
リビア 政府内部で離反広がる
北アフリカのリビアで、緊張が高まるなか、最高指導者のカダフィ大佐を40年以上支えてきた側近が辞意を表明するなど、政府内部で離反の動きがさらに広がっており、カダフィ大佐の孤立は一層深まっています。
新燃岳周辺 雨の降り方に注意
霧島連山の新燃岳の周辺は、これから弱い雨が降り始めて、24日朝にかけて断続的に降る見込みです。これまでに火山灰などが降り積もっている地域では、土石流や泥流が起きやすくなっているため、気象庁は今後の雨の降り方に注意するよう呼びかけています。
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ニュージーランドの地震で、クライストチャーチにある学校に研修や留学で訪れ、連絡が取れなくなっている日本人のうち、新たに富山市の専門学校の女子生徒1人の無事が確認されました。これで、依然として連絡が取れていない日本人は、あわせて23人となり、専門学校やあっせん会社などでは、現地に教員やスタッフを派遣するなどして、安否の確認を急ぐことにしています。
“がれきの中に生存者複数”
ニュージーランドに看護師2人の留学をあっせんした京都市右京区の留学あっせん会社「M.I.海外留学」では、23日午前10時半ごろ、現地の語学学校「キングスエデュケーション」の緊急連絡先に連絡しました。M.I.海外留学によりますと、キングスエデュケーションのスタッフは「倒壊した学校のがれきの中にカメラを入れたところ、誰かは分からないが、生きている人も複数いるようだ。今は病院に行って安否の確認を急いでいて、今後は連絡が取れない人の名簿も作ろうと思っている。情報はインターネット上のソーシャル・ネットワーク・サービス『フェイスブック』で更新していく」と現時点での状況を説明したということです。
“余震頻繁に起き断水続く”
ニュージーランドの地震で、日本の情報通信機器メーカーの社員で、クライストチャーチにある現地法人に勤めている清水明治さんは、地震から一夜明けた現地の状況についてNHKの電話取材に答えました。清水さんは、クライストチャーチの中心部から歩いて20分ほどの4階建てのアパートの1階に家族と共に住んでいて、全員、けがはないということです。清水さんは「地震の時は市内にいて、揺れがとても大きく、自分も周囲の人も、とても混乱した。地震の影響で家ではタンスが倒れたり棚から食器が落ちて割れたりして、現在は後片づけに追われている。また、地震のあと水道が出ない状態になっていて軍の関係者とみられる部隊が出している給水車から水をくんでしのいでいる」と話しています。また、「22日夜もマグニチュード4以上の余震が頻繁に起き、今も断続的に続いている」と話しています。
非常事態を宣言 救出作業続く
22日、ニュージーランド南部で起きた地震で、これまでに確認された死者は75人となり、行方の分からない人は300人に上っています。ニュージーランド政府は非常事態宣言を出すとともに、被災地に軍の部隊も投入し、倒壊した建物などに閉じ込められた人の救出作業を続けています。
国際緊急援助隊 成田で結団式
ニュージーランドの地震で被災した人たちの救援に当たる国際緊急援助隊の結団式が23日午前、成田空港行われ、隊員たちは、昼すぎに政府専用機で現地に向けて出発する予定です。
リビア 政府内部で離反広がる
北アフリカのリビアで、緊張が高まるなか、最高指導者のカダフィ大佐を40年以上支えてきた側近が辞意を表明するなど、政府内部で離反の動きがさらに広がっており、カダフィ大佐の孤立は一層深まっています。
新燃岳周辺 雨の降り方に注意
霧島連山の新燃岳の周辺は、これから弱い雨が降り始めて、24日朝にかけて断続的に降る見込みです。これまでに火山灰などが降り積もっている地域では、土石流や泥流が起きやすくなっているため、気象庁は今後の雨の降り方に注意するよう呼びかけています。
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