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虎助っ人メッセ49年ぶり快挙

2013年05月11日 | 最新のニュース

 ◆ヤクルト0―5阪神(10日・松山) 阪神が4連勝で貯金を今季最多の7とし、首位・巨人に1・5ゲーム差に詰め寄った。0―0の5回、先発・メッセンジャーが均衡を破る3点二塁打。投げても今季2度目の完封勝利でリーグ単独トップの5勝目を挙げた。昨季から続く自身の連勝を8に伸ばし、球団の外国人では64年のバッキー(9連勝)以来となる快挙となった。

 抑えた。打った。また勝った。メッセンジャーが、ひとり舞台を演じ切った。「チームが勝てる投球をしたかった。チームメートに心から感謝したい」。自身とチームの不敗神話を守った奮闘劇。投球どころか、バットにも力が宿った。

 5回だった。0―0の1死満塁。「内野の頭を越えてくれればいいと思った。幸運にも失投がきてくれた」。長いリーチがものをいった。石川の外角直球に手が届き、前進守備の左中間を割った。走者一掃の3点二塁打。198センチ、121キロの巨体を揺らし、二塁塁上で息をついた。

 地方球場で序盤から足元を気にしていた。「マウンドになじめなかったけど、しっかり修正できた」。初回1死一塁でミレッジにストレートの四球。直後に左足の位置を掘った。するとバレンティン、岩村を連続三振。セットポジションでは普段より一塁側に寄る創意工夫も実った。

 「(足を)踏み込む所に大きな穴があった。穴をうまく生かしながら投げられた」。マウンドを“味方”につけながら調子を上げ、最終回も続投を志願した。今季最多の142球。リーグ単独トップの5勝目で、阪神の外国人投手としては64年のバッキー以来となる8連勝だ。登板試合は昨季から10連勝のオマケ付き。金曜日も今季7戦全勝。和田監督も「今日はメッセの日。完投するとは思わなかった」とうなった。

 9日の練習後には、松山市内のラーメン店に寄った。登板前日のルーチンは変えず、満点の結果を出した。「この調子を続けていけるように頑張りたい」。首位・巨人には1・5差へ肉薄。投げれば勝つ不敗男が、和田・阪神の屋台骨を支えている。


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