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藤田幸希 不振原因は花嫁衣装

2013年05月11日 | 最新のニュース

 ◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー第1戦 ワールドレディスサロンパスカップ第2日(10日、茨城・茨城GC西C、6669ヤード=パー72) 27歳の人妻ゴルファー藤田幸希(さいき)=フリー=が、5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーで首位をキープした。昨年1月に同い年の会社員(名前非公表)と挙式。ウエディングドレスを着るために5キロ減量したことが響き、昨季は不調だったが、体重を戻した今季はツアーNO1の飛距離が復活。2季ぶりの優勝を狙う。2打差2位に佐伯三貴(28)=日立アプライアンス=ら。大阪・白鷺中3年の松原由美(14)が39位となり、国内メジャー最年少予選通過記録を更新した。

 病み上がりを感じさせない豪打を連発した。3番パー5。藤田は残り240ヤードから3ウッドで2オンに成功。5メートルのイーグルパットは惜しくも外れたが、楽々とバーディーを奪った。続く4番パー4では、この日、全選手トップの292ヤードのビッグドライブ。「これは飛んでいるぞぉ」とコーチで父の健さん(59)も驚きの声を上げた。

 「メジャーで首位は自信になるし、ワクワクしています」と藤田は満面の笑みで話した。風邪を引き、8日には38度の発熱があったが、9日は堂々の首位スタート。その晩は両親、夫と焼き肉店で食事。「野菜を勧めたけど、肉をたくさん食べていましたよ」と健さんは証言する。“肉食系”のパワフルゴルファーは確実に快方に向かっている。

 168センチの長身を生かしたドライバーショットが最大の武器。10年には日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯も制した。しかし、昨年は“鳴かず飛ばず”。「1月の挙式でウエディングドレスを着るために5~6キロ痩せた。それでもダンナより私の方がガタイがよかったんですけど…。今、思うとプロゴルファーとして最低のことをしてしまった」と苦笑いしながら振り返る。無理な減量で飛距離は落ち、左肘痛など体調不良も招いた。「太っててもいいよ」という夫の優しい言葉を受けて、今オフ、筋力トレーニングと栄養摂取に励み、50キロ台に落ちた体重を元の60キロ超に戻した。

 ショットは復活し、パットは「2メートルを大事にしなさい」という佐伯三貴の助言で開眼。11年富士通レディース以来の6勝目、そして、メジャー2勝目が視界に入ってきた。第3日は最終組で“サイキ対決”に臨む。「一緒に回って勉強したいです」と目を輝かせた。ぶっ飛びの人妻が今季メジャー初戦を盛り上げている。


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