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雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

田舎暮らしは横の繋がりが大切。

2017-02-18 16:22:22 | 日記
 田舎暮らしで、嫌われるのが、近所付き合いだったり、地域の役だったりします。
 そういうことが嫌で、出ていくという人もいます。

 移住された方もわかってはいても都会の常識から大きくズレていると感じると思います。

 でも、ずっと住んでいると分かってきます。
 そういうことが必要だったから今の田舎の暮らし方の形態があるということに。

 雪深い山合いの集落だからこそ、一人で生きるのは大変だったのです。皆で協力し合って暮らすことで多少の雪が降っても、少し不便な田舎暮らしでも上手く暮らして来れたのです。

 そういうことって今、ほとんどの人が忘れかかっていますよね。

 田舎はまだまだ古臭い慣習を残していると思っていますよね。

 でも、田舎で心地よく暮らせるのは、まさにそういった横の繋がりがあってこそなのです。そこに気付かないで、それが嫌なことと捉えられたらそれは残念なことです。

 年齢も職業も超えた横の繋がりは同じ土地に一緒に生きて行くということに必要なことなのです。単なる古臭い習慣ではないんです。

 


 

学生岩岳・村長杯 GS

2017-02-17 07:27:17 | 日記
娘にとって今年で最後となる岩岳スキー大会・村長杯。
 昨日は、一番得意なGS。

 なんとか優勝出来たようです。村長杯でのこの種目は3回出場して3回優勝出来ています。予選はいつもギリギリで逃げ切ってますが(笑)。

 あとは、3月の本戦です。卒業式が絡むので後半の種目に出られないのが残念ですが、出られる種目はキッチリ成績を残してほしいと思います。

昨年の大会の 歴代優勝者のパネルが出来ていました。

 

 

 
 

 

全国学生岩岳スキー大会・村長杯。

2017-02-15 21:40:33 | 日記
 今年も、学生スキーの季節になりました。
 今日から17日までは、村長杯といって、来月の本戦の予選的な大会です。

 今日は、スーパーG。

 娘の成績は3位。う~ん、イマイチかな。もちろん、優勝狙ってたとは思うのですが。優勝したのは、中高時代から、同じ上越地区の後輩、増田梢選手でした。

 気を取り直して。明日のGSに期待しますか。

 一方、ながの銀嶺国体。お隣、白馬八方尾根スキー場で開催されています。アルペン初日、佐藤栄一選手は5位。やはり、若手が台頭してきました。
それでも、立派なもんです。

 明日は、われらジュニアチームのコーチ、青木大輔選手が成年Cに出場します。20年ぶりの国体ということで、どんな滑りを見せてくれるかこうご期待!!

田舎に住もうよ。

2017-02-14 07:17:09 | 日記
 先日のキャンドルロード関連イベントは、ひとまず大成功だったと思います。

 今回のイベントを通して感じたこと、それは、ここで私たち住人が、楽しくいきいき過ごすことです。それが、出来ない地域はよそから来ても魅力的には映らないでしょう。

 移住者さんたちに対しては冷めた目線で見る人たちが多いことも確かです。ですが私はやはり、時代の風が吹けば必ず地方に人が帰ってくると信じています。それがいつかはわかりませんが、田舎が行き詰っていると同じように都会も息苦しくなっていると思います。一見華やかな都会の生活も、お金が無ければ苦しいだけの環境です。

 でも、多くの人が、田舎に対する偏見などで、なかなか田舎へ帰ろうという決意が出来ないようです。

 特に、団塊の世代あたりは、自分たちが過ごした田舎のイメージから脱却出来ないでいるような気がします。たまに田舎に帰っても、田舎の高齢となった親の家は、昔の不便なままで、やはりその昔の田舎のイメージが付きまといます。

 でも、最近、いろんなところで田園回帰が謳われています。

 人が人として生きる場所は本当に都市部だけなのか、

 もっと田舎に足を運んで欲しいです。

 私たち田舎もんも、自分で自分を縛らず、田舎はこうあるべきだという枠を壊す部分も必要だと思います。

 特に、「家」は田舎だからこそ素敵な生活が出来る部分がたくさんあると思っています。市街地にありきたりの家に住むよりは、窓から、雄大な山が見えたり、田んぼを撫でてくる風を家の中に吹き込ませたり、家の周りで、心置きなくガーデニングや畑ライフが出来たり、もちろん星空観察だって毎晩のように出来るし、最初は若干煩わしく思う世代間交流だって馴れてくると結構楽しいものです。

 田舎に住む…これからはこれが一番おしゃれな生き方になるかもしれない。と思う私です。



 

 

キャンドルロード~移住定住・新しい価値観~

2017-02-12 07:38:14 | 日記
 昨日のキャンドルロードイベントと同時開催された匠の里クラフトフェアでは、この春から移住してくる若い2世帯を中心に、地域住民が協力して行う初のイベントとなりました。

 多くの人がその生活のしずらさから、去って行く地域に、新たに都会から移住してくる若い人たち。その若い人たちの誘いでさらに移住定住の輪が広がることに期待してもいいのか、受け入れの私は、なぜか緊張してしまいます。いい所だよ~と呼び掛けてちっともいい所でないと言われたらどうしようとか、そうだから、自分の住む地域をもっと良いところにして自信をもって呼びかけないととも思うのですが。

 
 誰も、住まなくなった古民家。今回、2組の人たちによって再び蘇ります。昨日のイベントでは、その古民家を見たいという人もたくさん訪れました。

 そして、地域の人たちも若い人たちの移住に期待しているということも感じました。半世紀前、この地域の若者は、愛知県などに集団就職していました。
 今回、愛知県から移住してくるということで、また、人が帰ってくるという何か不思議な縁を感じます。

 昔は、田舎には夢も希望もなく、貧困から抜け出すために若者は都会へ向かいました。でも、今は、都会の息苦しさ、生きづらさから脱出したい若者が潜在的にいるのではないかと感じています。彼らと話していると意外と軽く移住を考えている人もいました。

 地方から都会へという流れが変わり始めているということを実感しました。都会から地方へというと都落ちと考えている世代はもう古く、今どきの若者は地方や田舎に新しい風を吹かせたいと思っているようにも感じました。特にクリエイターみたいな仕事は田舎にはまだあまりないので、都会では溢れていたも田舎では需要があるかもしれないのです。

 若い人が新しい田舎で新しい価値観を生み出してくれることに、やはり期待したいです。