さて。
まずはなんといっても
『鬼滅の刃』連載二周年&アニメ化決定おめでとうございまーす!!
連載が始まった第一話は今でもよく覚えていますが、当時の私の第一印象はというと「酷く怪奇な作品だなあ・・・」といった感じでした。
基本私は怪奇ものやホラー系が苦手なので、正直言わせてもらえば画風とも相まってあまり興味は惹かれませんでしたね。
この作品を純然に「面白い!!」と思いながら読むようになったのは善逸ら仲間達が登場し始めた頃です。ここら辺りからギャグ描写も一気に弾けるようになってきましたしね。
それを考えると、改めて吾峠先生のキャラ造りの巧さには感服。
今では独特の怪奇さはそのままに、少年漫画王道の熱さと弾けたギャグ、そして深い情が見事に織り交ざった作品へと成長なさられたと思います。
これからも吾峠先生には是非「作画崩壊の呼吸」を極めてもらい、少年ジャンプの「柱」の一つとして頑張っていただきたいです!(^^)
今号のジャンプで取り上げたい項目はもう一つ。
それは『週刊少年ジャンプ人生ゲーム』追加ステージのコマ総選挙!
創刊50周年を記念して、ボードゲームとして有名な『人生ゲーム』と少年ジャンプがコラボするという企画ですが、そのマスの内容を読者投票によって決めるというものだそうです。
今現在ジャンプで連載されている20作品が、連載開始時期の早い順から掲載されていますが・・・
『ソーマ』が上から4番目という上位陣に位置していることに、なんか驚き。
連載開始から5年目を迎えた『ソーマ』ですが、こうして見ると立派な長寿作品に入っているんだな~と、改めて嬉しくなりました。(^^)
ではここでひとつ、ジャンプのいちファンとして個人的な投票を述べておきましょう。
①『ONE PIECE』
・・・B
どれも名シーンですが、やっぱり「この宣言」こそがこの作品の全てかなあ、と。
②『銀魂』
・・・C
これは正直悩みましたが、「C」が一番この作品の持ち味を表しているような気がするので。
③『ハイキュー!!』
・・・A
これは即決。この二人無くしてこの作品は語れない。
④『食戟のソーマ』
「A」だろ「A」に決まってる「A」以外ありえない。
でもど~~~っせ「B」や「C」になるんだろうな~~~。💢
っていうかどうして恵のシーンは無いのか編集部に問い詰めたい。
⑤『火ノ丸相撲』
・・・A
今現在の火ノ丸を思うと、この頃の輝きを取り戻してほしいと願わずにはいられません。(><。)
⑥『僕のヒーローアカデミア』
・・・C
「B」もいいけど、やはりここは主人公の言葉と想いに軍配を。
⑦『ブラッククローバー』
・・・C
う~ん、「A」とも迷ったんですが・・・。
画のインパクトもさることながら、ここのシーンは『ブラッククローバー』という作品の象徴にも成り得ると思うので。
⑧『鬼滅の刃』
・・・A、B、C
はい、全部です(爆)。
いやホント、どれか一つなんて選べない。
上でも述べたけど、やはりこの作品は熱いシーンも切ないシーンもギャグシーンも、どこを取っても秀逸☆
⑨『ゆらぎ荘の幽奈さん』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・A
本音を言えば「C」ですよ当然。
ですが、この作品はどういったものなのか、という説明を目的として選ぶのならば「A」になってしまうかなあ~、と。(溜息)
⑩『約束のネバーランド』
・・・C
この作品の根底的な脅迫感、狂気感が最もよく出ていると思います。
⑪『ぼくたちは勉強ができない』
・・・C
「A」も捨てがたかったのですが、やはり自覚した上での女の子の恋心には敵いません。(^^)
⑫『Dr.STONE』
・・・C
ここはシンプルに台詞で決定。
やはり「科学」という言葉はこの作品に必要不可欠ですからね。
⑬『ROBOT×LASERBEAM』
・・・B
「ライバル」としての関係が確立されるシーンは、やはりどの時代においても熱い☆
⑭『BORUTO -ボルトー』
・・・B
次世代漫画ですし、ここはやはり「主人公」でも「仲間」でもなく「親子」を選択。
⑮『アクタージュ』
・・・C
「演じる」というのはどういうことか。
というこの作品のテーマに本格的に切りこみ始めたシーンだと思うので。
⑯『呪術廻戦』
・・・C
モフモフは正義(爆)。
⑰『ノアズノーツ』
・・・A
やはり作品の世界観を説明できるシーンは強い。
⑱『ジガ -ZIGAー』
・・・A
世界観の説明の上では「C」なのでしょうが・・・、個人的には“説明”よりは“熱さ”を選びたいので。
⑲『紅葉の棋節』
・・・A
勢いがあって良し!
⑳『キミを侵略せよ!』
・・・A
分かりやすくて良し!
(っていうか、「B」や「C」じゃどんな作品なのかよく分からないし)
というわけで、全体的にやはり「王道」のシーンが多くなりましたね。私が「王道」好きということもあって(苦笑)。
だからこそ「王道」ではないシーンを私に選ばせた『銀魂』や『鬼滅の刃』、『約束のネバーランド』は独自の特色が魅力としてしっかり確立されている作品と言えましょう。
はてさて、結果は一体どうなるのやら。
『ソーマ』のコマが「A」じゃなかったら黒うさぎ化して暴れますんでヨロシク。
では今週の『ソーマ』の感想をば・・・
と、その前に。
今週の『ノアズノーツ』に言いたいことが少しばかり。
よくやったルー先生。
あー・・・スッキリした。
ハント・・・。(><。。。)
ではでは、今度こそ『ソーマ』の感想を。
まだ感想記事が追いついていない状況ではあるのですが、色々とリアルタイムで語りたい展開になったため少しばかりすっ飛ばさせていただこうかと思います。どうかご容赦を。
週刊少年ジャンプ2018年27号掲載
掲載順第8位
第265話 【創真と恵の湯けむり事件簿 其の1~湯気の向こうに潜む闇~】
長いサブタイだな・・・と思ったのはここだけの話。(←)
総帥となったえりなから、「ミッション」を受けた創真と恵。
何故創真達がミッションを受けることになったのかというと、十傑メンバーであるからこその仕事とのこと。
お~これは私が懸念していた事案を上手く消化してくれましたね。
五周年記念考察でも述べたことですが、「特権」故の「義務」も背負うことになる十傑。
ですが創真はデスクワークが全く似合わないキャラクターです。
だからといって過去の城一郎のようにサボりがちになってしまっては、読者からの印象が悪くなるばかり。
そこをどう対応するか心配だったのですが、「ミッション(出張)」という行動系の任務を与えることで創真にも読者にもストレスがかかることなく「十傑としての義務」を務めさせてくれましたか。
こういう行動系、しかも各地方に旅する形の任務なら、これからも積極的に課してもらいたいですね。
恵と一緒なら尚の事♪
かくしてそのミッションの内容はというと、突然休業してしまった老舗旅館の原因解明と、その問題の解決。
なるほど、第一席の創真はともかく恵も同行となった理由はこれでしたか。
恵も旅館出身ですから、彼女独自の視点は参考になりそうですものね。
最初は乗り気でない創真でしたが、件の旅館が予約客にも一切連絡無しに休業してしまったという話を聞くと、ミッションに本腰に取り組み始めます。
ここも上手い。
常連客を大切にしながら『ゆきひら』を営んできた創真のプロ意識に上手く触れる形になっていますね。
こうして本格的に調査へと乗り出す創真と恵。
お~久し振りですねこの感じ♪
やっぱり創真のパートナーは恵が一番しっくり合うな~。(^^)
そう嬉しく思う半面、こうも思いました。
「遠月の名にかけて!」なんて台詞似合わなすぎます創真さん。(いや某探偵漫画のパクリだというのは分かってますけども)
ですが有力な手掛かりは全く掴めないまま日没に。
一日中聞き込みに奔走した創真と恵は疲労困憊。
そんなお疲れ様な二人に労いを、ということで、新戸の手配のお陰で創真と恵は旅館に宿泊。無事疲れを癒すことが出来ました。
夕食を前にした創真と恵、同じ顔・・・。(^m^)
[空き腹に不味いものなし]。
まさに五臓六腑に染み渡る、といった感じで食事を堪能する創真と恵。
ここの食事シーンはなんだか凄くほっこりでした。
思えば最近はず~っと「食べると脱げる」というイロモノリアクションが続いていただけに、ここのシーンはホント久し振りに真っ当な食事風景です。
久し振りすぎていっそ尊いというか・・・浄化されるというか・・・そんな次元にまで思えてしまいましたよ。
「食ってるかー!?」「うん!」という掛け合いも創真と恵ならではといった感じ。
創真と恵のペアは何気ないやり取りでも、それがすごく微笑ましくなりますよね~。ほっこりほっこり。
でもって。
おお~~~そよ風に吹かれる恵めっちゃ美少女☆☆☆
附田先生は新戸を作中トップクラスの正統派美少女と認識しているようですが(by単行本7巻挿絵)、なんのなんの。
恵も堂々の正統派美少女です!!
そよ風の心地良さと共に、温泉宿の風情の良さを共感し合う創真と恵。
もうこの二人夫婦にしか見えないんですけども。(^m^)
そんな良い雰囲気の中、恵は気付きます。ようやく。
今夜は創真と二人きりでお泊りだという事に。
やっと気付きましたか(苦笑)。
創真はもう言うに及ばずですが、恵も相当な天然鈍感イノセントですからね~。
むしろ、このまま二人ともその重大さに気付かずにのほほんスルーする可能性さえあり得ると考えてましたよ(苦笑&苦笑)。
というわけで、恵が意識してアワアワしてくれただけで私としてはもうご褒美ですありがとうございました♪
その一方で、第二の事件が発生。
被害者は創真達も昼間聞き込みをしていた、御錦上山荘の店主さんの模様。
ま、単純に考えれば犯人は温泉街の宿泊客だった外国人ですね。
犯人と同様にカタコト言葉だったし。
いかにも殺人事件っぽい状況ですが、きっと包丁に付いてる液体はケチャップかなんかでしょ。
そもそもこの作品は「美味しい料理を食べると倒れる」という事態も普通にあり得る世界ですし。
表面的にはミステリーっぽい展開ですが、この作品はあくまで料理漫画。あまり深く考えずこの新章を楽しみたいと思います。
それに私は推理物も結構好きなので♪
それにしても創真と恵のペアの安定感はやはり半端ないですね。
微笑ましい限りというか。
安らぎすら覚えるというか。
あ。
なるほど☆
こういうのを
実家に帰ったような安心感
というのですね。(^^)