今週のジャンプにて、アニメ『食戟のソーマ』の後半戦の模様が色々と紹介されました。
・・・ねえ。
「商店街復興編(唐揚げ編)」はどうなるの???
まさかとは思いますが、このまま丸ごとカットなんてそんな馬鹿なことしませんよね?
予選の後か、第二期(制作決定を前提のうえで)に回すだけですよね?
この作品において、一つの章を削ることがどんなに致命的か・・・分からないなんて言わせませんよ。
尺合わせかどうかは知りませんが・・・、アニメスタッフさん・・・どうか信頼を裏切らないでください・・・。
そして今週の本編。
今回は感想というより考察を述べたいので、反転させて頂きます。
案の定、歴然の差がついてしまいました★
ですが、創真にはまだ策がある模様。
さて、その策とは一体何か。考えてみたいと思います。
創真は何故屋台の品を選んだのか。
まずは、この疑問がそもそもの発端なんですよね。
最初は過去の思い出に加え、庶民的で親しみやすいという創真の料理の特色に合ったジャンルだからかと思っていました。
ですが、今回を読んで思い出したんですよね。
創真は“動き続ける料理人”だということを。
その行動も。その思考も。
・・・そのうえで、頭に浮かんだ考えはというと。
創真は、ひょっとしたら久我の店の前だけでなく、他にも出店場所を申請していたのではないのでしょうか?
そして、久我の店が開いている昼間の間は久我の店の前に出店し、夜間になって大体の店が終わる頃、別の場所で再び店を開くことにしたのでは。
では、その場所はどこか。
それは。
循環バスの乗り降り場近く。
循環バスを用いて帰路に就こうとしている客に、創真は自分の品を売り込むつもりなのではないのでしょうか?
移動手段という、人が自然に集まる場所。そこを利用するというその策。
そう、それは「商店街復興編(唐揚げ編)」でもず屋(叡山)が用いた手段。
その時の敵の策を、「移動可能な店舗」という屋台の利点を活かして、今度は逆に利用したのでは。
これなら、バスを利用する多くの人に自分の品をアピールすることが出来ます。
お土産として。
これも、持ち帰りも可能というフージャオピンの特色ならでは。
そしてこの点も、もず屋の唐揚げが家に持ち帰って食べるために作られているという事から習ったのでは。
もっとも、帰ろうとするお客を捉まえるだけでは、久我のあの圧倒的な集客力には及ばないでしょう。
ですが。
この月宴祭の開催期間は計5日間。
数日間に渡って行われるイベントには、必ず発生する存在があります。
それはリピーター。
そして口コミ。
お土産に買ったお客が、創真の品をまた明日も食べたいと思ってくれたならば。
そして、お客が友人知人に話題として創真の品を勧めてくれたならば。
最終日に、創真の屋台に集まるお客は相当数に膨れ上がってくれるのでは。
しかも、「秋の選抜」の予選と本戦(準決勝)でも述べられていましたが、創真の料理の味は「また食べたい」と思わせる、毎日通っても飽きない優しい味です。
お客の心に沁み渡る創真の料理は、きっと多くのリピーターを生み出してくれることでしょう。(^^)
お客が来ないなら、自分から動いてお客が誘われる状況を作り出す。
これは、「地獄の合宿編(朝食ビュッフェ編)」にも繋がっていることですね。
・・・とまあ、こう思うからこそ。
アニメで「商店街復興編」が削除されたりしたら本気でちゃぶ台ひっくり返してやります。