2月2日からJ-WORLD TOKYOというところで行われているという、『食戟のソーマ 原画展』。
行きたい。
でも。
ホームページに全然告知されてないのはこれ如何に???(前号のジャンプ本誌にほんの少し、最近の『ソーマ』公式ツイッターにあっさり紹介されただけ)
これでは規模や開催期間など、具体的な様子が全然分かりません。
凄く行きたくはあるのですが・・・もう少し情報が無いと行動に移せなさそうです・・・。
週刊少年ジャンプ2015年10号掲載。
掲載順第2位
第104話 【新たなる『玉』】
秋の選抜。
その頂点を手にしたのは、葉山。
そんな葉山は、駆け付けた汐見に思わず・・・・・・・・・・
キャ~~~~~~~~~~!(///)
抱擁ですよ!ハグですよ!キャー!
まさに静かな、感情の爆発!
確かにこの大会は葉山にとって、汐見のためだけにと頑張ったものでしたからね。
この行動も当然でしょうが・・・。
それでも抱擁シーンはこれまで一度も無かっただけに、むっちゃドキドキさせられちゃいました。
そんな葉山の真意に気付かない汐見&観衆達。
鈍すぎ!!!
こんなの公開告白も同然じゃないですか!
主人公といいヒロインといい、なんなんだこの世界の住人達は!
そんな中で唯一察知していたのが吉野。
まあ、やたらイノセントで真面目でストイックなキャラ達ばかりな中、色恋沙汰を良い具合に突っつけるのは吉野ぐらいですからね~。
創真を通していずれ葉山も極星陣と交流を持ちそうですし、そうなったら吉野からからかわれそう(笑)。
そして堂島先輩は、準決勝で葉山が見せていた笑みの意味を理解。
虚勢。威嚇。
自分で自分を追い詰めるこの姿勢。
そうですね。確かに危ういです。
・・・創真は、葉山の笑みを目にしたあの時に、その真意を察していたのでは・・・?
葉山がパートナーとそんなイチャラブやり取りを交わす一方、黒木場もパートナーと痴話喧嘩(笑)。
さすがはアリス。一触即発な黒木場の激怒状態を一発でギャグに変えてくれました(笑)。
葉山のように、勝利の喜びをぶつけられる相手。
黒木場のように、敗北の悔しさをぶつけられる相手。
創真にはまだそういう相手がいな・・・・・・・・・・くもなかったりして☆
そして、葉山に話しかける創真。
ここからの流れマジ最高。
- 葉山さんツッコみ連発(笑)。
- ナレーター:炙ってもらえた
良かったね。(^^) - 座って食べてる創真&黒木場が地味にお行儀良くってカワイイv
- まーた売り言葉に買い言葉な葉山と黒木場。だめだこりゃ(笑)。
- 遂に葉山さん、創真の天然さにペースが崩れた♪
- そんでもって創真と葉山ユニゾン(大笑)。
- この後創真や黒木場もお互いの料理を食べ比べしたのかな?
堂島:「あの三人 中々面白いトリオになりそうじゃないか」
ごもっとも。(^^)(^^)(^^)
もっとも
近いうちに「トリオ」から「カルテット」になるでしょうけど♪♪♪♪
(⌒▽⌒)
闘いが終わった後の、彼らが繰り広げたやり取り。
そこには屈服や挫折などは全く無い、温かさまで感じるような対等な空気が流れていました。
そんな創真達の様子を眺めていたえりな。
その胸中は―――
こうして多くの名勝負を生んだ「秋の選抜」も無事に幕を下ろすことに。
う~ん、改めて振り返ってみると、 Aブロックの選手のほぼ独壇場だったな~(汗)。
そして大泉のお爺ちゃま、またの登場をお待ちしております。
優勝しながらも、いま一つ調子が狂うといった葉山が良い感じ♪
それは「見せてー」な創真君のお陰。(かわいーv)
あっさり干渉してくるものの、図々しいというわけではない。
創真のこの絶妙なフレンドリーさは、本当に葉山や黒木場みたいな子に必要だと思います。
仲間達と帰路に付こうとした時、創真に電話が。
それは城一郎から。
なんともいいタイミングですな☆
彼なりに選抜を終えての息子の様子を気にかけていたのでしょうね。
そして創真をからかう時だけ異様に活き活きしちゃってる城一郎さん。
これも愛情の一環なんです、頑張れ息子(苦笑)。
ですが、創真は城一郎の予想よりも一歩だけ成長していました。
創真が、この言葉を口にするとは・・・。
タクミと出会った時点で気付き始めていた事ではありましたが、こうして改めて口にすることで一つの区切りと、これからに向けて志を新たにするという意味合いがあったと思います。
それを告げたのが城一郎だったというのが、尚更それを感じさせますね。
自分で言ったものの、この言い方ではこれまでと同じ?と創真君自己ツッコミ(笑)。
いえ、そういうものだと思いますよ?
改めて言葉にするとさほど変わらないものの、実際はこれまでと変わっている。
これは私がこの作品の感想を書き始めるようになってから常に感じていることです。
特にキャラクターについて考察している時それを顕著に感じますね。
例えば今回の創真・葉山・黒木場の三人。
彼ら三人とも強気で自信家で負けず嫌いという、同じ言葉で表現できる性格。
でも、実際目にするとその“形”は三者三様という。
そういった絶妙な“言葉”と“実際”の差異。それもこの作品の醍醐味の一つですね。
そして城一郎は創真の言いたいことをちゃんと汲み取ってくれました。(^^)
さすがはお父さん。
でも息子が真面目に話してる時にあくびはやめましょう。
「出会い」。
それによって、また“歩み”を進めた創真。
一方、未だに一人であり、「出会い」に背を向けるえりな。
果たして彼女が「出会い」に向き合うのは一体いつになるのでしょうかね?
今回の後読感、本当に良かったです。(⌒▽⌒)
これほど温かくほっこりした気持ちでフィナーレを迎えられるとは思いもしませんでした。
ありがとうございます附田先生。流石ですね附田先生。
そして[イケメンカルテット(現時点ではイケメントリオ)]公式認定です万歳。
本当に今回の創真達三人のやり取りは見てて笑顔にさせられました。
試合前のギスギスした雰囲気が嘘のよう。
こんなにも明るい口喧嘩が出来る微笑ましい関係になってくれるとは。(^^)
これもやはり創真が潤滑役になっているからに他ならないかと。
あれほど水と油だった(本質的には同族嫌悪)葉山と黒木場がこんなに息ピッタリになっちゃうんだもんな~。
もはや彼らは立派な「ライバル同士」ですね。(^^)
さて、こうなってくれた以上、どうしてもタクミの復活を待ちわびてしまうところ。
でもタクミが戻ってくるのは創真に勝ってメッザルーナを取り戻してからでしょうしね~。
うむむ。うむむ。う~~~むむむ。(超複雑)
まあ、その時はその時として、と。
葉山とは同じ「えりな属性」。
黒木場とは幼少時から「現場」で戦ってきたという経歴。
そして創真とは言わずもがな。
三人それぞれと共通点のあるタクミ。
どうか早く「ヘラヘラ」と「チクチク」と「ガウガウ」の輪に「メラメラ」が入ってくれますよーに!(笑)
まあ、間違いなく今の葉山以上の苦労人ポジションになるでしょうけども(大苦笑)。
そして『地獄の合宿編』の時と同様に、城一郎の登場で今回も〆を迎えることに。
ここの創真の独白。
私には第60話での創真の独白と重なりました。
アングル的にも同じで、加えてシチュエーションも同じ星空の下という。
この作品は一つのシーンに二つも三つも意味を持たせてくる手法が、結構頻繁に用いられてるんですよね。
ここもまさにそう。
それでなくとも、創真が凄く誠実で繊細で純粋な己の内面を見せたこのシーンは、とても重要だったと思います。
そして、それを見せたのが城一郎だけでなくもう一人いるというのも重要な点ですね。
ここで引っかかったのが、「“創真が”ゆきひらを継ぐ」というくだり。
店を継ぐという事。
それは単純に考えれば、店を守ること。店の味を引き継ぐこと。店主である城一郎の料理を追うこと。
でもそうではなくて。
創真だからこそという、ゆきひらを継ぐ意味。
今はこの言葉の真意を完全には理解出来ません。
この言葉はかなり大きい意味を持っていると思うので、これからも考察していくつもりです。
なまじ才能があるばかりに、一人で全てを背負い込んで「頂点」に上り詰めようとする葉山。
そんな彼の姿勢はまさにえりなそのもの。
やっぱり葉山はえりな属性のキャラでしたね。
ですが彼の場合は、そーんな「自分で作った壁」など全く通じないライバルに出会いましたが(笑)。
それは不運のような凄い幸運。
早々に同年代で「素の自分」を出せる相手に出会えたのですから。
もっとも、葉山はこの「幸運」にまだ気付けていませんがね。
そして黒木場も気付いていません。アリス以外で初めて対等にぶつかり合える相手に出会えたことに。
今はまだ勝負を通してしか「自分」を打ち明けられない彼らですが、いつか日常でも普通に笑い合えるようになってもらいたいです。(^^)
そして、そんな葉山の姿勢とラストの城一郎の語りを通して描かれていたえりなの姿勢。
堂島先輩は葉山の「危うさ」に気付きましたが、彼女の「危うさ」は葉山を遥かに凌ぎます。
その身に背負っているものも。周囲の期待も。置かれている立場も。
全てが彼女を追い詰め、また彼女自身もそれを「当然」と思わなければ“自分”が成り立たなくなってしまっている。
今回の創真・葉山・黒木場のやり取りを見て、思うところがあったであろうえりな。
例え“勝者”になろうとも、その場に君臨するわけではない。敗者を屈服させられるわけではない。
例え“敗者”になろうとも、それで終わりになるわけではない。挫折するわけではない。
それこそがライバルとしての「対等」なぶつかり合い。
彼らの姿を見て、そういう世界もあるというのを知ったであろうえりな。
それでも―――
既に「出会い」は得ている創真とえりな。
ですが、創真はそれらを受け入れちゃんと自分の糧にしている一方、えりなはいまだにそれを否定して留まり続けている。
「ライバル」としての出会い。
そして将来の「大切な人」に繋がる出会いに向き合っているかどうか。
それを考えると、ラストシーンは極めて意味深いものでしたね。
創真と同じ場に立ち、彼という「出会い」に向き合っている恵と郁魅。
対して、屋内の高所から見下ろし、尚も「それ」に背を向けるえりな。
この場面は彼女らヒロイン達の立ち位置を上手く示唆していました。
創真、恵、郁魅は順当に歩んでいっているものの、果たしてえりなが現状を打破されるのは一体いつ、どういう形となるのでしょう?
勿論、それを担ってくれるのは創真に間違いないでしょうけども♪
さて、今回第104話の感想はここで終わりですが、ここからは『秋の選抜編』を改めて振り返ってみての、これからの展開の予想を立ててみたいと思います。かなりメタ的な考えも入ると思われますので、苦手な方はどうかスルーしてくださいませ。
約1年半にも渡った『秋の選抜編』。
リアルタイムで追っていた時は色々と思う部分もありましたが、こうして改めて振り返ってみるとかなり巧みなストーリー構成だったなあと思います。
この『秋の選抜編』も、これからの展開における土台だったのでしょうね。
<予選>
ここでは極星寮の面々の実力がようやく明かされたというのが大きかったですね。
皆郁魅と同等レベルの実力者だったという。
まあ、丸井はあれだけ意味深げに描かれていたというのに中堅止まりだったのには、正直肩すかし感が否めませんでしたが(苦笑)。
でもこれからの展開を考えるうえでは、それ以上に注目すべきなのは新キャラであった「北条美代子」と「貞塚ナオ」。
両者とも今回は予選落ちという結果になりはしましたが、彼女らはそれぞれ恵と新戸にきっと大きな影響を与える存在になることでしょう。
「中華料理」のスペシャリストである北条。
「フランス料理」「トルコ料理」に並ぶ“世界の三大料理”の使い手を恵にぶつけてきたのは、かなり大きなことと思います。
気丈で向上心が強く、姐さんタイプな北条は恵と対照的。
それだけに、料理の面でも精神面でも恵の成長の良い刺激になってくれそうです。(^^)
一方の貞塚。
彼女も今回の戦いで新戸と因果関係ができましたが、彼女の重要性を感じたのは小説版第二弾を読んだ時。
「美しいもの」を至上としている新戸。
対して、貞塚が至上としているものは「おぞましさ」「混沌」。
まさに新戸の美学の正反対(苦笑)。
でも、だからこそ必要なのだと。
信条を共通していたえりなとずっと一緒にい続け、自身もまた堅く狭い考えの持ち主だった新戸。
そんな彼女の考えを改めさせるには、相反する考えを持ちながら相当な根性をも持っている(※ドMなストーカー気質ともいう)貞塚がまさにうってつけ。
いわば貞塚はある意味での創真のような存在なんですよね。
ゲテモノ好きなところが(大苦笑)。
相反する信念を持つからこそ、えりなを変えてくれるであろう創真。
それと同様に、新戸にとって貞塚は相容れないながらも「これまでの自分」を変えてくれる存在になってくれると思います。
ま、もともとえりなと「そっち」系のやり取りをしていた新戸にとっても、貞塚は良い相性だと思いますし。(←)
予選時の点数配分。
これは選抜の最終結果と照らし合わせてみると、かなり忠実に反映されていました。
附田先生・・・相当考えてくださったんだろうなあ・・・(尊敬)。
<本戦第一回戦>
ここでは創真とアリス、黒木場と恵、葉山と新戸、美作とタクミの間それぞれに因果関係が成立。
見事なまでに「黒と白」の対決になってましたね(笑)。
これらの関係図で特に注目すべきなのは、やはりアリス、恵というお互いの“親しい者”を通して創真と黒木場の両者にも間接的な因果関係が出来たこと。
今回の選抜で確かなライバルとなった創真と黒木場。
ですが、黒木場が創真に与える影響はまだ本番を迎えていないと思っています。
料理スタイル的にも人柄的にも自分と正反対な恵と闘い、彼女の料理を口にした黒木場。
そんな彼は、創真の「黒と白」の部分を一番理解する存在になると思うんですよ。
自分と同じだからこそ創真の「黒」の部分が分かり、それでありながら恵と同じである創真の「白」の部分も分かる。
それ故の黒木場の感情と創真の意思のぶつかり合い。
それがこれからの展開で待ち受けているような気がします。
そして注目どころはもう一つ。
それは葉山と新戸の対決。
「大切な人の傍にいるために勝つ」。
そんな意志を共通していた彼らでしたが、勝利を手にしたのは葉山。
そして彼は今回の「秋の選抜」をも制し、遠月学園1年生陣の暫定序列中でえりなに次ぐ立ち位置に。
こういう結果になったことで、葉山は近いうちにえりなと対決する可能性が濃厚になったと思います。
勿論対決理由は「十傑」の席を賭けて。
でもそれだけではなく。
この勝負は敗北を喫した新戸がえりなから離れる原因となったものでもありました。
このことにより、葉山とえりなは新戸という仲介者を通して結構な因縁が出来てしまったと思います。
もし彼らの勝負が起こってしまった場合・・・えりなが勝つ可能性が高いと思われますが、どちらにせよ敗者が酷く傷つく勝負になってしまいそうで、かなり心配です。
<本戦第二回戦(準決勝)>
やはり外せないのは創真と美作の対決でしょう!!
というより、私からしてみればこの勝負こそがこの『秋の選抜編』最大の見せ場でした。
美作のキャラの良さ故の今後の活躍、敗北を喫したからこそのタクミのパワーアップへの期待等、これからの展開を予想させる要素は幾つもありましたが、やはり大きな注目点は―――
創真の「儚さ」。
それは第80話の「あのシーン」。
リアルタイムで目にした時には彼の「深さ」や「大きさ」にもんどりうったものでしたが(←)、こうしてある程度落ち着いた今見直すと、つくづく思わされます。
ああ・・・、創真もやはり「このタイプ」だったか・・・と。
私が好きになる男の子って、大抵このタイプなんですよね。
創真は違うかな・・・?と思っていたのですが・・・やはり大当たりでした。
創真のこの「儚さ」。
それは非常に肯定すべきところであり、否定すべきところでもあると思います。
きっとこの先、創真のこの面が徐々にはっきりと露呈されていくことでしょう。
この面は第27話と同様に彼の“核心”に触れる部分なので、詳しくは単行本感想にて述べようかと。
・・・・・・・・・・来年になるでしょうけど。(え゛)
<決勝>
一般の読者にとっては三つ巴という予想外の勝負だったでしょうが、[イケメンカルテット]応援員な私にとってはご褒美以外の何物でもありませんでした(核爆)。
真面目に言わせてもらえば、この決勝戦は創真・葉山・黒木場のライバル関係を確立させる働きを成していましたね。
そして葉山を優勝させることでえりなとの対決理由を作ると共に、創真とえりなの勝負を持ち越しにさせる狙いがあったかと。
やはり創真とえりなが対決すると、非常に大きく話が動いてしまいますから・・・。
私も、両者が闘うにはもう少し創真の「下地」を固める必要があると思います。
創真とえりなの勝負に大切な意味を持たせるためにも、今は敢えて創真を「頂点」から一歩だけ後ろに下げさせるのは仕方の無い事でしょう。
優勝は逃したものの、創真はこの『秋の選抜編』で非常に多くのものを得たと思います。
それは単なる「勝敗」だけでは収まらない、とても尊いもの。
「自分の料理」の模索や多くのライバル達との出会いもそうですが、私が一番大きかったと思うのは、今回の選抜で多くの人達が創真の存在を認めてくれたこと。
編入当時は完全にアウェイとして孤立していた創真。
極星寮の面々や、勝負を通して郁魅やタクミといった仲間達が出来ていったものの、それでも遠月学園のほとんどの生徒達は彼を敵視し、反感を抱いていました。
それがこの「秋の選抜」を通してようやく、でも確かな形で認められることに。
「遠月学園」を通して“世界”を広げていく創真。そして、「遠月学園」という“世界”もまた、創真という人物を認めてくれた。
そのことが嬉しかったです。本当に。
価値観や視野だけでなく、“力”においても創真はこれからの成長に繋がる片鱗を見せ始めたと思っています。
それは彼の「吸収力」。
これまでは「実家で積み上げてきた経験」を基にした料理を作ってきた創真でしたが、今回の大会で多くの料理人の戦う姿や、そんな彼らの様々な料理を目にすることに。
そして、それらの体験を通して学び得たものが、どんどん創真の料理に取り込まれていっています。
それは貪欲に外部の長所を学び取ろうとし、飽くなき探求心と向上心を持つ創真ならではの“力”。
創真のそれは、多くの料理人に出会えば出会うほど、経験を積めば積むほど大きくなるもの。
まさに「無限の可能性」。
本当に創真は人柄的にも、料理人としてのポテンシャル的にもとんでもなく奥深い人物です。
考えれば考える程惚れてしまいそうですよ(笑)。
そして恵は後半こそは割と活躍は控えめでしたが、前半はこれでもかと言わんばかりに恋愛面においても、料理バトルの面においても大きく魅せていましたね。
嫌悪される立場にいたものの、今回多くの学生達から認められた創真。
そして恵も「落ちこぼれ」という立場におかれていたものの、今回の選抜で大きくその実力が周囲から見直されました。
本当に創真と恵は一緒に歩んでいる。
そう思わされますね。(^^)
恵はこれからもっと、もっと。
驚くほどに強くなっていくことでしょう。
なにせ恵は創真が認める料理人ですもの。(^^)
まあ、既に黒木場とあれだけ良い勝負を繰り広げられただけでももはや充分と言えますが(笑)。
創真やえりなと違い、あまり周囲に共通点を持ったキャラがいない恵。
つまりそれは、誰にも似ていない「自分だけのもの」を彼女は持っているということ。
実際、主人公を始めとしてこの作品のキャラはそのほとんどが不敵でプライドが高く、自我の強い人物達ばかり。
そんな中、闘争心が低く、あまり我を通さない恵の姿勢は良くも悪くも異色です。
そんな彼女だからこそ出来ることはきっと多い筈。
ヒロインとして、料理人として、創真と同様に彼女の活躍のポテンシャルにはこれからも大きく期待しています。
創真と恵が着実に成長している反面、全然成長の無いのがえりな。
今回彼女に起きた“変化”はといえば、新戸という“防壁”が無くなったこと。
その事は彼女をより独りにさせてしまいました。
同時に、「外の世界」に踏み出すチャンスにもなりました。
結局はえりな次第なんですよ。
このまま目をそむけ、一人でい続けるのも。
「外の世界」に目を向け、一歩を踏み出すのも。
そして、その「外の世界」の象徴である創真がもたらしてくれたのが、恋愛漫画の貸し借り。
まず間違いなく、当の恋愛漫画を持っている極星メンバーは恵と見て間違いないでしょうね。恵もえりなに負けず劣らずのピュアっ子ですから(笑)。
その漫画を通して訪れるであろう、ヒロインらの邂逅。
「外の世界」との繋がり。
勿論「外の世界」に出るという事は、これまで知り得なかった事態にも直面するという事です。
それは魅力でもあり、恐怖でもあり。
実際子どもっぽい性格なえりなですが、人間的にもえりなは「子ども」。
「世界の広さ」を何も知らない子ども。
誰かが手を取って、少しずつ教えていかなくてはなりません。
でなければ、その「子ども」は「才能」と「背負わされるもの」によって、いずれ壊れてしまうことでしょう。
知った「世界」を、彼女がプラスに受け取るのか。マイナスと受け取るのか。
その時が、彼女の器量をもう一度見直す機会だと思います。
ふ~~~っ。
語った語った。
ここまで読んでくださって誠にありがとうございました!(^^)
長編『秋の選抜編』もこれにて無事終結。
果たして次からはどんな展開が待っているのでしょう?
時期的には多分10月~11月頃でしょうから・・・。
そろそろ学ラン創真再来かも~~~♪(←)