かけがえのないもの

私がアルピナという最高の相棒を得て約２年。
これまでにもblogをやってみようとは思っていました。
それはきっと、濃密な時間を過ごしていたからでしょう。
しかし、結局今日に至るまでblogを書くことはありませんでした。何故なのか？いい機会なので、ちょっと考えてみることにしました。

ある日、横浜の大桟橋でアルピナオーナー（未来のアルピナオーナーを含む）の最初で最後のオフミが行われました。
地下駐車場の蛍光灯を反射したアルピナ、勢ぞろいです。
様々な車を乗り継いでアルピナに辿り着いた方達・・・
あるいは、思い入れをもってＢＭＷを選んだ方達・・・
正直に言って免許をとってから４台しか乗り継いでいない、たかだか２４の若造が、こんな集まりに参加していいのだろうかと思っていました。場違いじゃないかと。でも、自分の車に対する情熱を知ってもらいたい。その一心で参加したのです。集まった方々は、お世辞抜きで暖かくこんな私を受け入れてくれました。
本当に感謝しています。
そして、この時幹事を勤めてくださったryoさんにこの場を持ってお礼を。
ありがとうございました。

この出会いの後、私はryoさんの「バイエルンの疾風・ロンバルディアの情熱」というＨＰに文字通り「入り浸り」。私にはアルピナという車に対する知識が不足していたのです。（現在は「Hi-Balance」というＨＰがメインになっています）

ryoさん曰く

「アルピナという車を乗る上で、知っておかなければならないことを知って下さい。」

衝撃的でした。でも、今ならその意味が良く分かります。Ｍ３からアルピナに乗り換えた人なら、あるいは首肯してもらえるかもしれません。

アルピナと２年付き合ってみて一区切りつきました。
アルピナという車（とメーカーの哲学）が分かってきたように思います。
やっと情報を発信できるステージに立てたのかな。そんな気がします。
私のblogを読んで、アルピナの持つ概念に共感してくれる人が一人でもいたら。
私のblogを読んで、オーナーさんがより自分のアルピナが愛おしくなったら。
そう、思っているのです。

画像は「赤城詣で（爽やかＲＵＮ）」から。