「クロカン」に乗れる幸せ

先日、久しぶりにアメ車に乗りました。
・・・といっても、友人Ｏの隣に同乗させてもらっただけですが（笑）
Ｏ、ありがとう。

エクスプローラー、でっかく豪華になりましたね。
先代のモデルより、一段グレード・アップした印象を受けました。
外観は、押し出しが効くデザインになりましたね。「ＳＵＶは人を脅かして走る」なんていう人もいますが、ボディサイズが大きいですから、殊更そう見えてしまうのかも・・・なんて思ったりしました。
そういった意味で、やり過ぎではないデザインは好感が持てますね。
ハマーなんかは、下品に見えてしょうがありません（失礼！）。

さて、ステップを登って（笑）早速車内へと乗り込んでみます。
シートはやや小振りというか、体にフィットするタイプ。
アメ車というと、今までは鷹揚なスタイルで運転する、というイメージがありましたがシートだけ見るとそうではなく、むしろ、ヘヴィーデューティーなクロカン（クロスカントリー車）の雰囲気を感じました。
個人的には少々きつい位のシートのほうが好みなので、まったく問題なしです。座り心地は良かったですね。
アメ車への先入観（偏見？）は完全に払拭されましたね。

インパネのパーツなんかも上手く使われていましたし、革シートも無闇に滑るどうしようもない革（一時期のアメ車は、ホント酷かったように思います・苦笑）から脱却した価格相応のものでした。
ちなみに、このＯのエクスプローラーはエディバウアー・エディションというのだそうです。服飾メーカーとコラボしているのですね。ちょっと面白いです。

正直言って２０代も半ばになってくると、少年の心（偉大な冒険・探究心）が擦り減り気味になって来ましたので、あまり大型ＳＵＶに関心はなかったのですが。
アイポイントが高いせいもあって、快適なクルージングが楽しめました。
加えて、デカくて重い車重＋ビッグトルクの組み合わせは良好な乗り心地を演出するファクターになりますから、乗せて貰う分には文句のない車であったと言えます。快適、快適。
ウチの親父曰く、こういう性格の車でマッタリ流すのがご機嫌なんだとか。

しかし、私の家にもランドクルーザー１００がありますが、私は滅多に乗りません（笑）。１年に１、２回でしょうかね。
デカすぎて気を使わなければならないので、気疲れしてしまうのです。出かけても置く所に困ってしまいます。広い駐車場ばかりではありませんし。
第一、５Ｌ近い排気量と２ｔをゆうに超える車重から簡単に想像出来るように燃費が極悪ですからね。ちょっとでも渋滞したら、すぐにＬ当たり３キロ（涙）の世界ですから。
スタンドに行って、諭吉さんと一葉さんがいなくなってしまう気分を味わうのもまたオツなものなのですが（笑）

私達がいつまでガソリン大食いの車に乗れるのやら分かりませんが、今のうちということでしょう、間違いなく。
ある日突然、ＳＵＶに特別な税金が掛かったりしないとも限らないわけですから・・・。

画像は友人Ｏのエクスプローラー。・・・見づらくてすいません（汗）