読書のすすめ

日々の読書感想文

成功読書術 土井英司著 2005.4.10

2020年03月11日 16時15分00秒 | Atsushi

成功読書術 土井英司著 2005.4.10

《読む目的》成功の読書術を学ぶ

《お勧め度》★★★★☆

《発見》情報を集め、情報を整理し、新たな価値を生み出す。


《ポイント》

序章 読書について・よい本との出会い方

◼︎良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである

①著者の経歴を見る。

②読む価値がある場合は、

著者が一番得意とするはずの内容を目次から探し出し、その部分を拾い読みする。

③ここが面白い場合のみ、購入する。


1章 人間探究の書

◼︎「人を動かす」デール・カーネギー

・人は自分を重要なものと思いたがっている


◼︎「人間性の心理学 モチベーションとパーソナリティ」AH・マズロー

・人の欲求を述べることは、人生の本質を語ること



◼︎「影響力の武器」ロバート・B・チャルディーニ

・人を動かすには、心の引き金を引きさえすればいい


◼︎「思考と行動における言語」SI・ハヤカワ

・人間の思考や行動は、言語によって支配されてる


◼︎「ホモ・ルーデンス」ホイジンガ

・人間は「遊ぶ」存在である


◼︎「情報の文明学」梅棹忠夫

・人類の産業史「いわば有機体としての人間の諸機能の段階的拡充の歴史であり、生命の自己実現の過程である」と喝破した。


・工業時代に作られた経済学は、その見直しが必要である。情報産業において「原価計算は成立しない」と主張し、独自の「お布施の原理」を提唱した。


◼︎「私はどうして販売外交に成功したか」プランク・ベトガー

・販売は、情熱をともなった人間科学である


・スケジュールをしっかり立てる

「成立者の大部分は、自分の時間に対して非常に厳格な態度をとっています。」


◼︎「ビジネスは人なり投資は価値なり ウォーレン・バフェット」ロジャー・ローウェンスタイン

・「人」と「価値」に注目することが投資の極意


・エマーソンのマキシムを暗唱

「偉大な人物は、群集の中にあり孤高の精神を持ち続けることができる人物である」


◼︎「相場師一代」是川銀蔵

・学ぶことで洞察力を磨き、行うことで勝負勘を養う


・無一文になった著者は、家族5人と嵐山に引きこもった。常人離れしているのは、日銭のために働くこともせず、3年もの間、図書館に通ったことです。


◼︎「人生と財産」本多静六

・理屈ではなくて、実際。計画でなく、努力。(明治の大富豪)

①財産を築くための心構え

②学問や仕事に対する姿勢

③人生設計の考え方


「金儲けは理屈ではなくて、実際である。計画でなくて、努力である。予算でなくて、結果である。その秘伝はとなると、やっぱり根本的な心構えの問題となる」


◼︎「人間における勝負の研究」米長邦雄

・勝つための大原則は、悪手を指さないこと


「勝利の女神に好かれる」ための基本として、著者が説くのは、人間の知識や論理では解明できない「不可解な力」を感じたときに、無視せずに認めること。


3章 教えを実践した経営者たち

◼︎「プロフェッショナル マネジャー」ハロルド・ジェーニン&アルヴィン・モスコー


・「経営はまず結論ありき」ユニクロ柳井正


◼︎「お客さまがまた来たくなるブーメランの法則」ファーガル・クイン

・「無知の知」こそが真の顧客志向にいたる道


◼︎「経営者の条件」PF・ドラッカー

・成果をあげることは、ひとつの習慣である


「自らの知識あるいは地位のゆえに、組織の活動や業績に対し、実質的な貢献を行うべき知識労働者は、すべてエグゼクティブ」


①エグゼクティブの仕事は、成果をあげることである

②成果をあげることは修得できる


あとがき

今回の執筆は、ひと言で言えば、自分かこれまでに読んできた約1万冊の集大成であり、知恵の体系化です。


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