こじらせない練習。石原加受子著 2015.5.25

こじらせない練習。石原加受子著 2015.5.25
《読む目的》こじらせない！
《お勧め度》★★★★★
《発見》瞑想の重要性を認識。
・「今」と「感じる」ことの間に、思考を挟まないレッスンが必要。

《ポイント》
◼︎はじめに
感情をこじらせしまうのは考えるから。
「思考もどき」に惑わされて「今に生きていない」から。
「自分中心」に「今に生きて実感する」

◼︎第1章 こじらせるにはワケがある
・考えなくてよい

◼︎第2章「傷つけられた」と訴える人たち
・身構えなくていい

◼︎思考やイメージによって生まれた感情もどきと、「今」起こっていることに対して感じる感情とでは、まったく意味が異なる。
・「今」と「感じる」ことの間に、思考を挟まないレッスンが必要。

◼︎第3章「なんとなくイヤ」は意外と大事
・感じたままでいい

◼︎「今」を感じて生きていない人ほど、自分が思考したり、イメージすることで生まれる［今の感情でない感情］を、自分のほんとうの感情だと勘違いしてしまう。

◼︎「個人的なことは、答えたくないんだ。ごめんね」

◼︎私たちの「なんとなく」は意外と正しい
・自分の「感じ方」を信じて行動する

◼︎今自分が感じた「自分の感じ方」を信じて、それを優先する。そして、自分の思いを満たすために行動する。

◼︎第4章 今を感じる感覚を取り戻す
・シンプルでいい

◼︎自分に対して「そうだね」と心から言える自分になったとき、過去の自分から少しずつ踏み出して、相手に満足を要求するよりも、自分自身が、「今の自分をもっと大事に（したい）」という気持ちになっていく。

◼︎「これ以上、自分を傷つけることはやめよう」と考える。
自分が感じる「今の感情」を基準にして初めて、さまざまなトラブルから自分を守ることができるようになる。

◼︎第5章「今」に生きるためのレッスン
・少しずつでいい

◼︎自分を信じることができれば、自然と、もともと私たちに備わっている、共感能力、共鳴能力も高まっていきます。
無理に相手を知ろうとしたり探ったりしなくても、相手の気持ちや心を「感じる」ことができるようになります。

あなた自身の心の中にある、もろもろのネガティブなものを満足に変えていけば、「今」、目の前にいる相手と、無理をしなくても心がつながっていくのです。