姫路市立美術館
2月10日(土)
14:00-16:00
イメージを織る
オープニング記念講演会
染織作品の保存修復と復元
講演会1
「タピスリーの歴史・修復・保存活動」
深津裕子氏(多摩美術大学教授)
講演会2
「ペルシャ絨毯 歴史とその背景」
アリ・ソレマニエ氏(イラン歴史家、
千代田トレーディング株式会社会長)
* * * * *
「ふろくの楽しみ」展より先に、お隣の市立美術館の「イメージを織る」展に行ってきました。
絨毯の講演が聞けるとあって、かつて、卒論のテーマを絨毯にしたかった小山ですので、
いそいそと初日の講演会に行ってきたのでした。
(小山15才での人生設計?は、イスタンブール大学に留学して絨毯の研究をしたい、
というものでございました…、理由は、ボスポラス海峡がすてきだったことと、
トルコはごはんがおいしかったからです…、絨毯全然関係ない…)
(ちなみに大学3年生まで絨毯研究のことは忘れられずにいましたが、
「ファッションがいいんじゃない?」と言ってくださったのが増渕宗一先生です)
多摩美の深津先生、千代田トレーディングのソレマニエさん、ご講演を聞けてよかったです。
深津先生の女子美でのタピスリー修復のくだりは、うらやましさいっぱいになりました。
学生はなんとすばらしい体験をしていることでしょう!
ソレマニエさんのイランの写真はすばらしく、もしわたしが絨毯の研究をしていたら…
と想像せずにいられませんでした。
展示もすばらしかったのですが、何しろ展示資料が布。
照明はかなり落としてあります。
織物だけどまるで絵、という緻密さが見どころの展示なので…、ガラス越しだとまさに絵。
もう少し、布の(織物の)感覚を楽しみたかったな。
目が悪いわたしにとっては、たいそう無念の展示でした。
せっかくの川島織物だったので…
(ファンです)
3月25日までの展示です。