Fashion Theory in Modern and Contemporary Japan

どうにかして留学生に観劇の機会をもてないものかしら…!
ファッションとジェンダー研究・小山有子

姫路市立美術館「イメージを織る」行ってきました!

2018年02月10日 | Weblog



姫路市立美術館

2月10日(土)
14:00-16:00

イメージを織る
オープニング記念講演会
染織作品の保存修復と復元

講演会1
「タピスリーの歴史・修復・保存活動」
   深津裕子氏(多摩美術大学教授)

講演会2
「ペルシャ絨毯 歴史とその背景」
   アリ・ソレマニエ氏(イラン歴史家、
   千代田トレーディング株式会社会長)





* * * * * 




「ふろくの楽しみ」展より先に、お隣の市立美術館の「イメージを織る」展に行ってきました。

絨毯の講演が聞けるとあって、かつて、卒論のテーマを絨毯にしたかった小山ですので、
いそいそと初日の講演会に行ってきたのでした。

(小山15才での人生設計?は、イスタンブール大学に留学して絨毯の研究をしたい、
というものでございました…、理由は、ボスポラス海峡がすてきだったことと、
トルコはごはんがおいしかったからです…、絨毯全然関係ない…)
(ちなみに大学3年生まで絨毯研究のことは忘れられずにいましたが、
「ファッションがいいんじゃない?」と言ってくださったのが増渕宗一先生です)

多摩美の深津先生、千代田トレーディングのソレマニエさん、ご講演を聞けてよかったです。
深津先生の女子美でのタピスリー修復のくだりは、うらやましさいっぱいになりました。
学生はなんとすばらしい体験をしていることでしょう!
ソレマニエさんのイランの写真はすばらしく、もしわたしが絨毯の研究をしていたら…
と想像せずにいられませんでした。

展示もすばらしかったのですが、何しろ展示資料が布。
照明はかなり落としてあります。
織物だけどまるで絵、という緻密さが見どころの展示なので…、ガラス越しだとまさに絵。
もう少し、布の(織物の)感覚を楽しみたかったな。
目が悪いわたしにとっては、たいそう無念の展示でした。
せっかくの川島織物だったので…
(ファンです)


3月25日までの展示です。





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