～ 認知症と向き合って ～
回想記
認知症と診断されて
母の様子がおかしいと思いつつ、あまり気に留めていなかった私
半年後に異変があった
日曜日の６時ごろ入浴をしていた時、娘がまだ帰ってこないので迎えに行ってきます～
え～っ・・・・私ここにいるのに
私ここにいるけれど・・・・いいえ私の娘がまだ帰ってこないの・・・・？？？
捜してきますと言ってそのまま出て行ってしまった
私は慌てて服を着て追いかけていったけれど、母の姿はなかった
どこに行ってしまったのか？ まったく解らない
でも様子がおかしい、娘がいなくなったと言って出て行ってしまうなんて～
しばらくして戻ってくると、帰っていると安心していた・・・？？？
まさか～痴呆が出てきたのかも？ 信じたくない
きっと頭が混乱しているんだぁ～
兄が死んでからショックが大きいから少しばかり頭が混乱しているんだ～そう思っていた
その日を境に一日おきぐらいに娘が帰ってこないので迎えに行きますと、夜になるとおかしなことを言い出した
心細いので近所の人に夜になるとおかしな事を言い出すと相談してみた
みんな心配して夕方になると訪ねてきてくれてたけれど、同じこと～
１週間ほど様子を見ていたが、夕方になると同じことをしていた
知人で市民病院の神経内科の先生に電話をすると、異動をされて他の病院で院長をされていた
すぐに電話を入れて先生に今までのことを相談すると
状況はわかったので、すぐに病院へ来るように言われた
先生の専門は神経内科・精神科・認知症専門医だった
待合室は大勢の患者さんでいっぱいだった・・・・
でも、ほとんど精神的に病んだ患者さんが多かったので、少し怖かった
早く診察終えて家に帰りたい！
兄の死のショックで精神的な病気かな？ と思ったり～老人性の痴呆症かな？と思ったり
複雑な思いで順番待ちをしていた
２時間ほど待って順番が来たので、ほっとした
診察が始まり、検査と話をして、最後にＣＴを撮った
結果が出るまで、老人性痴呆症であってほしいと願っていたけれど・・・・・
前頭前野のアルツハイマーと診断された
半年前にはアルツハイマーの症状が出ていたのに、私は気がつかなかった
言われて見れば・・・・前頭部が時々痛いと言っていたことを思い出した
先生から～脳は１０年の歳月をかけて、ゆっくりと萎縮していくと言われた
１０年？
このとき１０年後のことなど想像つかなかった
とても気が重くなった
もう仕事続けることは出来ないかもしれない？
薬はアリセプトを処方された
アルツハイマーは治らないけれど、進行を遅らせる為の薬だと言われた
初めてのアリセプトだったので２週間分処方された
２週間後に診察の予約をして帰った
帰りはとても気が重く、無言の状態が続いた、母と会話が出来なかった
私は食欲もなく、胸が張り裂ける思いだった
これからどうしたらいいのか！ どのようになってしまうのか！
不安だらけの始まり～
その日の夜は、母も疲れていたので、８時ごろには睡眠
私は部屋で思いっきり泣いた
涙があふれて止まらない
１０年で脳は壊死してしまう～
もう終わりなの？
今日からカウントダウンの始まり？
この日から、私の介護生活が始まった
今日も元気で母はデイサービスへ行きました 
ぎっくり腰は治ったようですが、ベッドから車椅子への移動のときに腰を痛めたところは治りきらないようです 
私の体もナマクラになってきているようで、とても硬くなってきました
前屈が出来なくなっていました
老化現象の始まり・・・・
最近は、体を伸ばしたり、腰痛体操をしたりしています
毎日していると、すぐに体も伸びて少しやわらかくなってきました
日々続けることですね 
モラタメさんで当選しましたぁ～
S＆Bキーマカレーとフライパンで出来るナン
フライパンで焼けるナンて簡単でいいですね
モラタメさんで、初めて当選しました・・・・うれしい
明日はショートステイをお休みするので、作ってみたいと思います 
