1990年に会社を辞めてニューヨークに留学する際に、
ニューヨークから来たアメリカ人に勧められたのがこの↑E.A.T cafe.
WASP(もはや死語かもしれないけれど、キリスト教プロテスタントで人種はアングロサクソンそして知識階級)の彼が勧めただけあって、本当に美味しかった。特にカプチーノはマンハッタンで一番美味しい、て私の大のお気に入りだった店だ。
ニューヨークというと5番街が一番高級だと思われがちだけど、
実際はアッパーイーストのマジソン アヴェニューがぶりぶりのハイソ向けショッピング街だ。
そのアッパーイーストのマジソン街の81st.と82 st.の間にある。いや、あった。
だから数ある高級カフェが並ぶ中、それには見向きもしないで、
ひたすらマジソン・アベニューを北上して昔のようにE.A.Tを見つけた時の感動は計り知れない。しかし、当時の私は学生だったわけで、カプチーノを飲むのが精一杯。でも今回は、えいや、と思い切ってランチを食べることにした。だって、毎晩、節約のためスーパーで買ったお寿司パックを食べてきたんだもの、ここは贅沢だけど許せ~て感じ。
メニューを見て、比較的お手頃だったのが、サンドイッチなんだけど。それが20ドル以上もしたんだよね。いやあ、さすがアッパーイースト。でもひるまずオーダーしたよ。エヘン。
今じゃ、そんなにおしゃれなインテリアに入らないのかもしれないけど、私は↓この市松模様のフロアが好きだったの。そしてそれも変わらずに私の目の前にあった。
さて、とっても高いと思ったりもしたけど、量がすごい。実は一人では到底食べきれなくて
残り半分をお土産にしてもらった。
丁寧にサンドイッチ用の油紙に包んでくれ、無料で付いてきたかごにいっぱい入った4種類のパンもお土産につけてくれた(そう頼んだんだけどね)。これで、カプチーノとチップを入れて40ドルくらいだったかな。
安い? 高い?
こんなに肉厚よ。このボリュームのサンドイッチが2つとサラダとスープがついてたから、結局はリーズナブルだったのかもしれない。そしてもともとベーカリーなわけで、めっちゃパンが美味しいのだからたまんない。
確か、私は羊の肉を頼んだんだけどさ、まったく臭みがなく美味しかった。
でもこのサンドイッチは翌日の朝食になりました。(冷蔵庫のあるアパートに滞在してるからこその特権だしね)
ランチとディナーが同じ、てちょっときつかったんだもん。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます