天皇財閥―皇室による経済支配の構造 | |
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こんなドッキリするタイトルの本を見つけた。
今回の震災でも被災者を励まされる天皇と皇后の様子が
ニュースになっていたけど・・・。
比較的若い男性が天皇を前にして平気であぐらをかいたままで
接している写真が載っていて、アララ、でした。
天皇、皇后が丁寧に中腰でいらしたのに、
まあまあ、なんて失礼な、
と組まれた足をしげしげと見てしまった。
どっちかと言うと、
上品とは言えないこの私が、ビックリしたんだから、
周りにいたお付きの人は卒倒しそうになったかも。
わたしたちの世代だと
やっぱ天皇家の悪口をいうのはちょっとした
罪悪感が伴う。
国家そのものを侮蔑した感じ、とでも言うか。
ただ分が悪いのは嫁いだお嫁さんの方だ。
比較的、あーだこーだ言い易い。
長男と次男のお嫁さんを残酷にも比べすらする。
でも~基本そこには畏敬の念がある。
基本、てことでたっぷりともいえないけど。
それは前の大戦で「天皇バンザイ」と
死んで行った特攻隊の青年のイメージが
戦争映画で刷り込まれてしまったせいだ。
イーストウッド監督の
「硫黄島からの手紙」で登場したニノ(二宮和也)
が演じた青年はいわゆる天皇バンザイという
紋切り型では描かれてなかったようだけど。
ま、まだ見てないわけで、映画評によれば、なんだけど!
今日Amazonにて注文したので、
内容と感想は後ほど!
いずれにせよ、
こんな本が出版されるようになったんだ、と
神様ではなくなった戦後の象徴としての天皇のことを思った。
で、何の象徴何だっけ?
私の文章の先生は、
天皇のご学友でもあるジューナリスト某氏であるが、
「天皇は権威なんだよ」とおっしゃった。
「僕は距離をもって付き合っているから、いいんだけど。
近付き過ぎると、今度はまったくある日突然、
捨てられてしまうんだよなあ」
「知り過ぎちゃいけないわけですね」
「そうなんだな、わはは」
と言った軽い会話を思い出す。
だから、本当のところなんて実際はわかるはずもないけど。
なんか、本のタイトルに
いともくるおしい金融本位の狂った時代、ナウを
感じてしまったのだ。
まさか天皇家も
サプライム問題で大損されたんじゃあるまいな。
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