日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

渡辺 謙にフラれ、夜中の散歩 in マンハッタン

2015年04月17日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強

⬆︎このプレイビル(パンフレット)は、
ニューヨーク、ブロードウェイ ショー
のチケットを買い、
当日、劇場の席に着くときに
各席までの案内係が
必ず、手渡してくれるもの。

舞台まえのオケピから
バイオリンだの、トロンボーンだのの
調音時の短い音が漏れ聞こえ、
舞台への期待感は否が応にも
高められていく。

ブロードウェイを見ることは
舞台が始まる前のあの少し緊張した、
期待に満ちたワクワク感を
味わうこと、とほぼ同意義だと思ってる。

オペラはオペラの
バレエはバレエの独特な舞台前の
雰囲気があるのだけど、
ニューヨークのミュージカルは
ザワザワとしたカジュアル感満載!

最近では、ツーリスト感が色濃く
やたらとヨーロッパ勢が押しかけてる
気もするが。

ミュージカル自体の演目も
エンターテエィメント度が増し、
言葉がよく分からなくても
じゅうぶん楽しめるものが
増えてきた気がする。
That's Entertainment!

で、まぁ
もし、謙さんが演じなければ、
他に観たかった演目は
いっぱいあったんだけど。
謙さんつながり(いや、勝手に繋がってるわけだけど)
で、数あるショーの中から
選んだのに。

さらに謙さんの出待ちをして、
パンフレットにサイン、
記念に一緒に写真を撮っておこうと
思ったのに。

私と娘は
待つことえんえん1時間半、
寒い中、最後の2人になるまで
謙さんが裏出口から
出てくるのを待ったのだった。

時計はとっくに真夜中零時を過ぎていた。


あー、なんてこと❗️
ブロードウェイの俳優達は
どんなに疲れてても、
どんなにビックでも、
出待ちのファンにサインと笑顔を
惜しまない。

なのに謙さん、
なのに~

実は、
娘は当然のこと
この54歳のおばさんの私にとって、
芸能人への出待ち自体が
初体験なのだ。
(勇気を振り絞って出待ちデビューしたのに)

宝塚の入り待ちファン
見かけては、
「よくやるよ、暇だなあ~」
と思っていたクチなのだ。

場所はマンハッタン、
安全になったというものの、
トボトボと真夜中で、
人気の少ない道を歩いて
ホテルまで帰ったのだった。
リンカンセンターから
女二人で歩く心細さの中で、
湧き上がってきた怒りは、


「馬鹿野郎、
クソー、
何がハリウッド俳優だ、
渡辺謙クソくらえ~」
な感じだった。

帰り道、
娘がふと漏らす。
俳優たちが、わーと
出てきた中に、
背が高くて
帽子を目深に被ってて、
マスクしてサングラス
かけてた異様な人がいたけど、
それが謙さんだったのかなぁ~


きょえー、
それそれ、絶対にそれ。
謙さんじゃん、早く言おうよ、
教えようよ、その情報、その場ですぐ

我が娘にまで
文句を言いたくなる、
というおまけがついた。


いずれにせよ、
歌唱力の点では、他の俳優達に
のまれていて、
演技はうまかったけど、
歌はそれ程でもないという厳しい現実に
直面して
(それは本人が一番感じるはず)
きっとファンサービスをする
余裕がなかったのだろう。

って、思って怒りを収めようと
している良い人な?私。

でも、帰国して、
謙さんが
テレビの画面に出るたびに、
「このやろ~、
いい気になるなよ❗️」的な
気持ちにスイッチが入る。
そんな自分自身がいやあ~だあ~

あれはもう昔のこと、
寒い寒いマンハッタン、
先月(3月)18日の事だったというのに・・・

このやろ~
の声が心の奥でこだまするのだ。



(ホテルへは
やっと夜中の1時前に帰宅。
ヤケクソで部屋からの夜景をパチリ)

追加の感想
娘が出待ちをかように忍耐強くできる(暇人である?)人である事を知ったのであった。実は、サイン貰ってそれを自慢したかったんだとか。




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