日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

マルセイユでてんこ盛りのカルパッチョ!(牛)

2011年05月21日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
マルセイユは今回で2回目だ。

前回は同行した友人がどうしても
「父のために、ユニテ・ダビタシオンの写真を
取って帰りたい」主張したために、
そのユニテ・ダビタシオンを見に行くために
マルセイユまで足を運んだ。

大手建設会社で建築家だった友人の父は
ユニテ・ダビタシオンを設計した
ル・コルビジエ
いたくいたく敬愛していて、
そのコルビジェの代表的作品をどうしても写真に
取って帰りたい、父に見せてあげたい、という気持ちだけで、
のマルセイユに行きたいんだぁ・・・・。
なんて親思いのいい娘なんでしょ、と半分感心しつつも
呆れながら説得された形でつきあったのが
マルセイユだった。

ユニテ・ダビタシオンはちょっと、観光地からは離れているので、
中央駅からタクシーを拾って、
そのタクシーを待たせて写真だけとって
次の観光地で一同がタクシーを降り立つ、という
強行軍だった。

ユニテ・ダビタシオンはオシャレすぎる団地、
いや、集合住宅なんである。
集合住宅なんて概念は一挙に打ち砕かれ・・・・。
カルヂャーショックとして今も鮮烈な印象が残っている。

外からカメラのレンズ越しに眺めただけでも、
十分すぎるほど、インパクトがあった。
見に行くことにこだわってくれた友人に
心底感謝した。見ておくべき建築物だと思う。
屋上には庭園、共有施設として保育園やプールなどがあるそう。
現在、一部をホテルルームとして営業されているようなので、
一度泊まってみるのも良いかもしれない。

さらに、マルセイユといえば、リュック・ベッソン
の映画「タクシー」の舞台として有名だ。
今回知り合ったガイドさんがマルセイユ生まれだったので、
映画「タクシー」の話で意気投合できた。
無駄なことは何もないよね、人生。

さて、マルセイユも案外単純な町で、
中央駅に降り立ったら地下鉄に乗り換え、
旧港を目指せば何とかなる。
2区間しかないし、歩いてだってそんなに大変じゃない。
ホテルのフロントのお兄さんもマルセイユに暮らしているので、
「今日マルセイユに行くの」と言ったら、
嬉しそうに「旧港にいったら、プチ・トレインに
乗るといいよ」と教えてくれた。
フランスの観光地で
プチ・トレイン三昧してきた私としては別に
ありがたい、というほどの情報ではなかったが、
「メルシィ・ボクぅ」と笑顔で返した。

エクスからはバスで30分揺られて、
マルセイユに着いた。
途中、そこそこきれいな景色を眺めつつ、
雑然とした風景にたどり着くとそこがマルセイユだ。

バスは中央駅St. Charles Gara SNCFの裏手につくので、
地下鉄の乗り換えも
難なくできた。

さて、旧港に面してカフェがあり、
いかにも一番目立つ、オシャレでセレブな雰囲気が漂う
そのカフェにふらふらと娘と入った。
「LA BRASSERIE」という名で、めちゃ目立つので
だれでも見つけられる、そんな感じ。

観光の中心という立地で美味しい食事に出会えるとは
予想だにしていなかった。観光客目当ての
お店に期待できるわけがない、それが私の通念だった。
ところが、そこは実に美味しくてみっけものだったのだ。
この春の旅行で一番のおすすめのレストランかもしれない。
美味しいだけでなく、その量がドヒャーと多い。
びっくりしたし、幸せだった~!

娘も私も前菜というべき「牛肉のカルパッチョ」で
お腹がはちきれんばかりになる、という体験ができるとは
思わなくて、他にもう一皿頼んでしまっていたので、
実は付け合わせの野菜やポテトフライなんかは
食べきれずに残してしまった!

カルパッチョ一皿で十分二人のお腹は満たされたはずだ。

娘の反応・・・?
そりゃ~、感激いっぱい。
牛のカルパッチョが大好きな上、それがお皿2段で出てきたんだもの。

La Brasserie Om Cafe
25 Quai des Belges 13001 Marseille, France
+33 4 91 33 80 33






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