夜中にパリに向かって発つ便に乗るのは、
日にちさえ間違わなければ
本当に良いことだと思う。
約12時間ある飛行時間のうち
映画を二本見る時間と寝る時間とに
シンプルに分ければ、時差にもすんなり
身体を順応させることができる。
現地時間の早朝に着くので、
起きたら朝、という
理想的な具合にものごとがすすむ。
頭の中で考えて簡単に思えることも
実際現実ではうまくいかない。
そのことを思い知った。
すべては私の強欲が
原因だ。
あるいは、村上春樹のせいとも言える。
そう、うとうと半寝しながら
「ブラックスワン」とラッセル・クロウの
「プロヴァンスの贈り物」を見終わって
本格的に寝るために選んだ映画が
「ノルウェーの森」だったのだ。
小説読んであったのに、
内容を思い出せない。覚えてないからつい、
先が気になってしまった。さらには
さり気なく散りばめられた
原作どうりと思われるセリフがいちいち
心の奥の方を刺激してきて
すっかり覚醒してしまったのだ。
よくもまあこうも下世話な性の話を
拡張高いタッチで描いたものだと
妙に関心しつつ、同時に自殺ねえと呆れつつ
結局は作り手の術中にはまって
見入っていた。
3本映画をみてしまったのだから、
あぁ寝なきゃ時差ボケで大変、と焦り…
焦る故に
ますますねられず…。
どうせ寝られないならと、
「Love and.the drug」「ナルニア國物語 第三話」
と見続けた。ああ、なんて欲深い女なんでしょ、私。
結局睡眠もろくのできず朝を迎えた。つまり
パリに着いた。
娘をはじめ周りの乗客はみんな寝ていたわけで、
夜中にパリに向かって飛び立つ
JAL41便は時差が辛い欧州便の救世主とほぼ言って良いと思う。
ただ見る映画は慎重に選ぼう。
今思えば最初に「ブラックスワン」を見てしまった時から
神経は刺激され、とどめが「ノルウェーの森」だったのかも。
「ブラック・スワン」はナタリー・ポートマンの名演技ゆえの
グロさといったら思わず目をおおってしまうほどだったんだよね。
日にちさえ間違わなければ
本当に良いことだと思う。
約12時間ある飛行時間のうち
映画を二本見る時間と寝る時間とに
シンプルに分ければ、時差にもすんなり
身体を順応させることができる。
現地時間の早朝に着くので、
起きたら朝、という
理想的な具合にものごとがすすむ。
頭の中で考えて簡単に思えることも
実際現実ではうまくいかない。
そのことを思い知った。
すべては私の強欲が
原因だ。
あるいは、村上春樹のせいとも言える。
そう、うとうと半寝しながら
「ブラックスワン」とラッセル・クロウの
「プロヴァンスの贈り物」を見終わって
本格的に寝るために選んだ映画が
「ノルウェーの森」だったのだ。
小説読んであったのに、
内容を思い出せない。覚えてないからつい、
先が気になってしまった。さらには
さり気なく散りばめられた
原作どうりと思われるセリフがいちいち
心の奥の方を刺激してきて
すっかり覚醒してしまったのだ。
よくもまあこうも下世話な性の話を
拡張高いタッチで描いたものだと
妙に関心しつつ、同時に自殺ねえと呆れつつ
結局は作り手の術中にはまって
見入っていた。
3本映画をみてしまったのだから、
あぁ寝なきゃ時差ボケで大変、と焦り…
焦る故に
ますますねられず…。
どうせ寝られないならと、
「Love and.the drug」「ナルニア國物語 第三話」
と見続けた。ああ、なんて欲深い女なんでしょ、私。
結局睡眠もろくのできず朝を迎えた。つまり
パリに着いた。
娘をはじめ周りの乗客はみんな寝ていたわけで、
夜中にパリに向かって飛び立つ
JAL41便は時差が辛い欧州便の救世主とほぼ言って良いと思う。
ただ見る映画は慎重に選ぼう。
今思えば最初に「ブラックスワン」を見てしまった時から
神経は刺激され、とどめが「ノルウェーの森」だったのかも。
「ブラック・スワン」はナタリー・ポートマンの名演技ゆえの
グロさといったら思わず目をおおってしまうほどだったんだよね。