イムディーナの細い路地から空を見上げる。
この日は私と同じホテルへと移ってきた
三戸さん親子とイムディーナを探検した。
三戸さんの息子さんカイトくんをパチリ。
ファッション写真風に撮ったつもりなんだけど!
今小学校5年生で娘より1歳下でしょ。
同じような歳なので、娘が戻ってくれば一緒に楽しく遊べると思う。
もともと幼稚園時代からの近所のお友達だったなので
その点は間違いないんだけど・・・。
男の子と女の子では同じ場所に旅行しても
こうも違うのかと思い知った。
カイト君は興奮してしゃべってくれた。
「この先に武器庫だった場所があってね、
昔ここから鉄道が敷かれていて、町まではこんだんだよ」
武器とか鉄道とか娘の口から飛び出たことはない。
確かに、イムディーナは中世に作られた要塞都市で、
騎士団がマルタ島についた時も、
まず、滞在した場所がここイムディーナなのだ。
娘とだとする、と通り抜けてしまう場所も
カイト君と一緒だと立ち寄れたりする。
イムディーナ・ダンジョン! へ行った。
歴史上の出来事を時系列に蝋人形を使って
再現してあるロンドンにもあるたぐいもの。
ちょっと、いやかなりダークサイドなかんじ・・・!
例えば、魔女裁判や疫病、拷問や処刑の様子、と言った風に!
娘とだとありえない体験ができて面白い、と思いつつ
三戸さん親子と一緒に体験してみたよ。
・・・・が、あまりのリアルさにカイト君が恐れをなし、
親子はさっさと途中で退散していった。
え、私? 私は入場料がもったいないじゃん、と
最後まで見てしまった。
いやあ、待たせてゴメンね、カイト君と三戸さん!