衆議院解散に思う・・・

今回はちょっと真面目なお話です。

参議院での郵政民営化関連法案の否決により小泉首相は衆議院を解散しました。
TVのコメンテーターの中には

参院で否決されて，可決した衆院を解散するのは的外れだ！

なんてのたまっているアホ（失礼ですが）がいました。
ちょっと考えれば判るかと思うのですが・・・
解散により郵政民営化に賛成する議員が過半数を押さえる事ができれば，民意は郵政民営化に賛成というお墨付きがもらえます。
すなわち参院の判断が民意を反映していないとなる訳です。
で，改めて国会を召集して再度法案を提出すれば，反対派は表立って反対しづらくなりますよね。

今回の選挙で自民党は内部で票を食い合い，民主党が躍進すると思っている某党の代表もおります。
民主党も反対ばかりでなく，対案をだせばもちょっと評価されると思うのですが，如何せん旧社会党と同じで反対ばかりです。
前回の選挙でもマニフェストなるものを掲げましたが，選挙で過半数取れなかったとの理由であっさり破棄しました。
コレってマニフェストが選挙の道具でしかないと自分で暴露してるようなもんでは？？
政権取れなくても目標に向かって努力しろよ！！

組合に所属していると判りますが，組合は民主支持が多いです。
小生の所属している組合も民主党を推していますいます。
ずっと前ですが，民主党は

自民党は組織票で成り立っている

みたいな事をいっていましたが，実際は民主党の方が組織票に支えられているのが現状です。
さすがに投票の強制はありませんが・・・
来月投票となりますが，有権者の皆さんには自分の意志で日本の将来をどうしたいかを考えて投票してもらいたいです。
投票率の低下が叫ばれている昨今ですが，有権者一人一人が未来への鍵を持っていると自覚して欲しいものです・・・