今回の事例の中で数例出てくる共通の言語があった。それは「龍」「狐」「神社(みよしさん)」等の呼称でありました。
例えば「龍」前回に”記したイチコ、カミサマの対応の中で、この存在がキーになっている数例がありました。私たちの感覚で言えば 龍 は架空の生き物であり、実在はしない。しかしイチコやカミサマはそれらを鎮め処置もしたと言うのだ・・・・・しかも、それで懸案が解決している。
架空の生き物という観点で言えば、この本の中には河童も数例出てきます。
また「狐」今まで例示では採り上げてはおりませんが、ある空き家に見たことのない人が着物姿で出入りするのを多くの人が認めている(不審人物-美郷町)。
結局空き家を管理している人に物件に行ってもらった所、物件の家から数匹の獣が勢いよく飛び出して、それが狐だったというのだ。しかも、その居間には畳まれた着物が数枚あったというのです。
よく狐と狸は人を化かすとか、イタズラや悪さをすると言われます。
この本の中では「狸」は出てきません。しかし、このブログでも以前に採り上げたし売上も凄いようなソフトカバー「山怪」には狸の事例も沢山出てきます。
ついこの間”ぼんでん”が行われた太平山三吉神社。秋田では「みよしさん」と親しまれている神様で、例えば由利本荘でも祀られていると初めて知った次第だ。
私の住む地元でも「こんな所に・・・・」と初めて気が付く神社があることにビックリする事がある。それらは、どんな小さなもので目立たない所にあっても、しっかりと護られているようだ。
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