●「建設的な仕事できた」麻生外相、事実上の退任宣言?(朝日新聞 8/16)
http://www.asahi.com/politics/update/0816/TKY200708160105.html
「この1年10カ月間、外務大臣としてやった仕事の中では、いちばん建設的だった」――。中東訪問中の麻生外相は15日夜(日本時間16日未明)、訪問先のエルサレム市内で同行記者団に語った。パレスチナ問題をめぐる4者閣僚級協議を振り返ったものだが、麻生氏が在任期間を顧みることは珍しく、今月末の自民党役員人事、内閣改造を控えた「外相退任宣言」とも受け取られている。
「中東で日本ができるのは金もうけのための話だ」と持論を展開する麻生氏は、パレスチナ人の経済支援を目的に日本が提示した農産業団地の建設構想が支持された協議を自賛。「中近東が新たなステージを迎えつつある」「砂漠のまっただ中が何年かして緑色になるまで生きていたいもんだ」と感傷的に語った。麻生氏は16日に中東を離れ24日まで中南米を歴訪。帰国後は、自民党幹事長就任が有力視されている。
相変わらず麻生外相の発言を切り取った記事であるため、実際に麻生外相がどのような発言をしたのかは伺い知れませんねw だいたい、麻生外相の発言を切り取って報道するとしても、このエントリーの題名にした発言を取り上げるべきだろうと思うわけですが。
それであっても、記事で引用された発言が「外相退任宣言」と読めるとは、どのような縦読みを行ったのでしょうか。中東は第二次世界大戦以降、宗教や利益を巡って終わりのない混乱にあって共同宣言を行うことすら困難な状態です。そんな中で日本は閣僚級会議を行わすことに成功したのです。本来マスコミはその重大性を報じるべきだと思うのですが…。
●中東和平4者協議、パレスチナ支援へ事務レベル会合開催で一致(日経新聞 8/15)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070815AT3S1501315082007.html
中東訪問中の麻生太郎外相は15日夕(日本時間同日夜)、ヨルダン川西岸エリコで、イスラエルとパレスチナにヨルダンを加えた閣僚級4者協議に出席した。日本が中東諸国の信頼醸成に向けて提唱する対パレスチナ支援策「平和と繁栄の回廊」構想の実現に向け、10月下旬に4者の事務レベル会合を開くことで一致した。
同協議は3月に東京で開いた初会合以来2回目。
まぁ、日本のマスコミは今回の外遊を「卒業旅行」と揶揄することしかできないようですから、そういうレベルの報道を求めることは酷というものかも知れません。
●麻生外相:12日から中東、中南米へ“卒業旅行”(毎日新聞 8/12)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070812k0000m010022000c.html
麻生太郎外相は12日、24日までの日程で中東、中南米各国を訪問するため成田空港を出発する。27日に予定される内閣改造・自民党役員人事で次期幹事長への起用が固まっており、これが外相としての「卒業旅行」になりそうだ。約2週間の長期日程だが、当初予定にあったフランスでの日程を急きょ取りやめ1日早く帰国するなど、政府・与党内には「早くも秋の政局に備えている」との憶測も呼んでいる。
16日までの中東訪問ではヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区を回り、日本の和平支援策「平和と繁栄の回廊」構想の推進に向け各国首脳と協議。その後メキシコとブラジルを訪問し、22日にブラジルで開かれる東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)外相会議に出席する。【中澤雄大】
http://www.asahi.com/politics/update/0816/TKY200708160105.html
「この1年10カ月間、外務大臣としてやった仕事の中では、いちばん建設的だった」――。中東訪問中の麻生外相は15日夜(日本時間16日未明)、訪問先のエルサレム市内で同行記者団に語った。パレスチナ問題をめぐる4者閣僚級協議を振り返ったものだが、麻生氏が在任期間を顧みることは珍しく、今月末の自民党役員人事、内閣改造を控えた「外相退任宣言」とも受け取られている。
「中東で日本ができるのは金もうけのための話だ」と持論を展開する麻生氏は、パレスチナ人の経済支援を目的に日本が提示した農産業団地の建設構想が支持された協議を自賛。「中近東が新たなステージを迎えつつある」「砂漠のまっただ中が何年かして緑色になるまで生きていたいもんだ」と感傷的に語った。麻生氏は16日に中東を離れ24日まで中南米を歴訪。帰国後は、自民党幹事長就任が有力視されている。
相変わらず麻生外相の発言を切り取った記事であるため、実際に麻生外相がどのような発言をしたのかは伺い知れませんねw だいたい、麻生外相の発言を切り取って報道するとしても、このエントリーの題名にした発言を取り上げるべきだろうと思うわけですが。
それであっても、記事で引用された発言が「外相退任宣言」と読めるとは、どのような縦読みを行ったのでしょうか。中東は第二次世界大戦以降、宗教や利益を巡って終わりのない混乱にあって共同宣言を行うことすら困難な状態です。そんな中で日本は閣僚級会議を行わすことに成功したのです。本来マスコミはその重大性を報じるべきだと思うのですが…。
●中東和平4者協議、パレスチナ支援へ事務レベル会合開催で一致(日経新聞 8/15)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070815AT3S1501315082007.html
中東訪問中の麻生太郎外相は15日夕(日本時間同日夜)、ヨルダン川西岸エリコで、イスラエルとパレスチナにヨルダンを加えた閣僚級4者協議に出席した。日本が中東諸国の信頼醸成に向けて提唱する対パレスチナ支援策「平和と繁栄の回廊」構想の実現に向け、10月下旬に4者の事務レベル会合を開くことで一致した。
同協議は3月に東京で開いた初会合以来2回目。
まぁ、日本のマスコミは今回の外遊を「卒業旅行」と揶揄することしかできないようですから、そういうレベルの報道を求めることは酷というものかも知れません。
●麻生外相:12日から中東、中南米へ“卒業旅行”(毎日新聞 8/12)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070812k0000m010022000c.html
麻生太郎外相は12日、24日までの日程で中東、中南米各国を訪問するため成田空港を出発する。27日に予定される内閣改造・自民党役員人事で次期幹事長への起用が固まっており、これが外相としての「卒業旅行」になりそうだ。約2週間の長期日程だが、当初予定にあったフランスでの日程を急きょ取りやめ1日早く帰国するなど、政府・与党内には「早くも秋の政局に備えている」との憶測も呼んでいる。
16日までの中東訪問ではヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区を回り、日本の和平支援策「平和と繁栄の回廊」構想の推進に向け各国首脳と協議。その後メキシコとブラジルを訪問し、22日にブラジルで開かれる東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)外相会議に出席する。【中澤雄大】