ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

台湾での新型ウイルス騒動 2/10(月)ASN様 No.72 白寿の衣装

2020年02月10日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 所用の為、しばらくボランティア活動を休止していましたが
本日から通常ペースに戻りました。


今日の誕生会は99歳のおバァサン・・・
”草津節とツーレロ節”が大好きでいつも口ずさんでいるそうです。
今日は、その2曲を入れての1時間の演奏・・・
白寿ということで、白い衣装を着せられてみんなでお祝いをしました。
終了後はケーキを頂きました。
いつものように皆様の笑顔が拝見できて嬉しく思いました。

ところで、最近の新型ウイルスの影響で 
日本も含めて世界的にマスク騒動が勃発していますが
日頃から私達を「日本のお父さん・お母さん」と慕ってくれている
台湾の元留学生のお嬢さんにマスクが入手困難ではないかと思い
日本から送ろうと思い様子を聞いて見たところ、
「自分は医療関係の知人からのつてで
マスクは手に入っているからご安心下さい」と返事がありました。

困っているようでしたら、
あらゆる手立てを使いマスクを手に入れて
送るつもりでしたが予想が外れ少しほっとしました。

しかし、多くの台湾人にとっては、入手困難な状態が続いているそうです。
多くの人が買い貯めこんでいる一方、
本当にマスクの必要な人(特に病気の人々)にとって
なかなか入手できない状態だそうです。
台湾政府は数日前からマスクの問題を解決するために一括管理して、
健康保険証を通じて週に一人に最大2枚買うことが出来るようにしたそうです。

それでも生産量から見れば、週に平均4人-5人に1人しか買うことができません。
政府の制限に対して不満が多く出ているようですが、
本当は必要な人に優先的に分配すべきところ、
他に良い方法がないから・・と半分あきらめているようです。。

また、大学を含めて全国の開校日はみんな延期となり、
中国本土からの人も先日から台湾に入国できなくなり、
香港からの留学生は、入国後14日間の隔離が必要となるということです。
今後、学校開校や中国の工場稼動などを考えれば、
人口の大移動から肺炎流行の本番を迎えるのではないかと懸念されています。

SARSの怖い経験により、春節以降必要以外の外出を控えているそうですが、
今回はSARSのように3ヶ月以内に終息できるかどうか心配で、
長期化のためにできる限り食料を多めに買っているそうです。

12月に発覚した新型肺炎にも関わらず、
当時警鐘を鳴らした中国人医者8人が逮捕されてしまい、
台湾でも、なんて想像を超えている国だろうとあきれているようです。
1月以降、亡くなった患者が急速に増加し、
逮捕された最初の警告を発した眼科医も先日亡くなってしまいました。
彼が一転して「犯罪者」から英雄に変わった事に、
中国政権の隠蔽体制が台湾国内の批判標的になっています。
事実は実際何倍もの死者が出ているのではないか?と
中国政府の公表している死者数や感染者数を疑心暗鬼で見守っているようです。

こんな様子で日本同様、大変な騒動のようです。
その後、ウオットティッシユやトイレットペーパーまでが
買占めの対象となっているようで
昔のオイルショックの時の日本を彷彿させます。

なお、日本ではマスクは開店と同時に薬局に行けば買える確率は高いです。
でも、マスクより手洗いが大切!!と聞いています。
皆様も健康にお気を付け下さい。
コメント (2)
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